大谷翔平からメジャーリーグを観ようと思っている人へ【その6】チームの略称と愛称。LAAと「天使の輪」

大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)Feb 13, 2018(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 チーム名の略称は、どのメディアもほぼ同じながら、多少の違いもある。

筆者作成
筆者作成

 なかでも、フランチャイズ名(都市名など)が同じ2チームは、末尾のアルファベットを各リーグの頭文字にして区別する表記も存在する。シカゴ・カブスはCHN(CH=シカゴ、N=ナ・リーグ)、シカゴ・ホワイトソックスはCHA(A=ア・リーグ)といった具合だ。

 シカゴと同じく、ニューヨークとロサンゼルスのそれぞれ2チームも、ナ・リーグとア・リーグに分かれている。ロサンゼルス・ドジャースの略称は、3文字目がドジャースの頭文字ならLAD、ナ・リーグの場合はLANだが、ロサンゼルス・エンジェルスの3文字目は、エンジェルスとア・リーグ、どちらの頭文字でもAだ。

 カリフォルニア・エンジェルスと名乗っていた当時の略称は主にCALで、アナハイム・エンジェルス時代はANAだった。

 なお、スケジュールに「LAA@HOU」あるいは「LAA at HOU」と表記してあれば、エンジェルスとヒューストン・アストロズが、アストロズのホームで試合を行う。

 また、地元紙や地元ファンがよく使う、愛称を持つチームも多い。エンジェルスは「Halos(ヘイローズ)」だ。エンジェル=天使、ヘイロー=天使の輪、から来ている。

 クリーブランド・インディアンズの「Tribe(トライブ)」は、部族という意味。ピッツバーグ・パイレーツの「Bucs(バックス)」は、パイレーツと同じく海賊たちを意味する、Buccaneers(バッカニアーズ)を縮めている。

 短縮形の愛称は、オークランド・アスレティックスの「A's(エイズ)」が最も有名で、使用頻度も高い。「OAKLAND A's」と記すこともあり、キャップとヘルメットなどのロゴも、AではなくA'sだ。

 アスレティックスと同様に、ボルティモア・オリオールズは「O's(オーズ)」、シアトル・マリナーズは「M's(エムズ)」。ワシントン・ナショナルズの「Nats(ナッツ)」やアリゾナ・ダイヤモンドバックスの「D-backs(ディーバックス)」も短縮形だ。ボストン・レッドソックスとホワイトソックスは、それぞれ「Bosox(ボソックス)」と「Chisox(シソックス)」の愛称を持つ。

 カブスの「Cubbies(カビーズ)」は、説明不要か。ミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)の愛称が「ミギー」であるのと、少し似ている。

 ヤンキースの「Bombers(ボマーズ/ボンバーズ)」は、チームそのものよりも打線を指すことが多い。爆撃機を意味する。球場が建つ場所の地名から「Bronx Bombers(ブロンクス・ボマーズ/ボンバーズ)」とも呼ばれるが、昨シーズンは「Baby Bombers(ベイビー・ボマーズ/ボンバーズ)」の愛称がよく使われた。2人でチーム本塁打の3分の1以上を放ったアーロン・ジャッジとゲリー・サンチェスは、現時点でも25歳の若さだ。

大谷翔平からメジャーリーグを観ようと思っている人へ【その1】プレーオフ進出チームは全体の3分の1

大谷翔平からメジャーリーグを観ようと思っている人へ【その2】アストロズはプレーオフで最も負けた王者に

大谷翔平からメジャーリーグを観ようと思っている人へ【その3】田中将大と大谷の対戦は4・5月に計6試合

大谷翔平からメジャーリーグを観ようと思っている人へ【その4】クオリティ・スタート(QS)について

大谷翔平からメジャーリーグを観ようと思っている人へ【その5】OPSについて