開幕25試合で22敗。4連敗→○→5連敗→○→6連敗→○→7連敗
4月25日、シカゴ・ホワイトソックスは、3対6でミネソタ・ツインズに敗れた。
この日は、開幕25試合目。ホワイトソックスは、22敗を喫し、3勝しか挙げていない。ア・リーグ中地区の首位に立つクリーブランド・ガーディアンズ(18勝7敗)とは、15ゲーム離れている。
スタッツ・センターによると、シーズン最初の25試合で22敗は、1900年以降のワースト2位。1988年に2勝23敗のボルティモア・オリオールズに次ぎ、2003年のデトロイト・タイガースと2022年のシンシナティ・レッズに並ぶという。
1988年のオリオールズは、開幕21連敗を記録した。ちなみに、22試合目のシーズン初勝利は、ホワイトソックスを相手に挙げた。
シーズン全体の勝敗は、1988年のオリオールズが54勝107敗、2003年のタイガースが43勝119敗、2022年のレッズは62勝100敗だ。
ここまでのホワイトソックスは、4連敗→○→5連敗→○→6連敗→○→7連敗と推移している。この法則(?)どおりなら、次の試合(4月26日)は勝ち、次の次の試合(4月27日)から8連敗となる。
ホワイトソックスのシーズン100敗以上は、過去5度。1932年の49勝102敗1分、1948年の51勝101敗2分、1970年の56勝106敗、2018年の62勝100敗に続き、昨シーズン、61勝101敗を記録した。シーズン110敗以上と2シーズン連続100敗以上は、どちらも、まだ一度もない。
なお、1900年以降のシーズン最多敗は、1962年にニューヨーク・メッツが記録した120敗(40勝120敗1分)だ。ちなみに、この年のメッツは、開幕から25試合を終えた時点で、7勝18敗だった。