ジャーナリスト、翻訳家。 1976年生まれ。二度の中国留学を経て、中国を専門とするジャーナリストに。中国の経済、企業、社会、そして在日中国人社会など幅広く取材し、『ニューズウィーク日本版』『週刊東洋経済』『Wedge』など各誌に寄稿している。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社)、『現代中国経営者列伝』(星海社新書)。
記事一覧
- 【速報】中国中心都市の深圳市、ロックダウン
中国中心都市の一つ、広東省深圳市が新型コロナウイルスの流行を受け、ロックダウンを発表しました。原則、市外に出ないよう呼びかけています。
- 営業利益86%減、転換に挑むアリババ
中国EC大手アリババグループの四半期決算が発表された。IT企業規制の影響、コロナ禍による消費減速により、営業利益が前年同期比86%減に。新たな成長を目指してビジネスモデルの転換が始まりつつある。
- アリババ、テンセントが独禁法違反 中国のプラットフォーマー規制が本格化
中国当局は12月14日、アリババグループ、テンセント系閲文集団などに独禁法違反での処罰を発表した。中国政府はITプラットフォーマー規制を強化しており、業界を大きく揺るがしている。
- 中国巨大商戦「独身の日」を支える新技術ってなんだ?日本企業が取り組む新たな活用法
中国最大のセール「独身の日」。大手2社の取引額は12兆円を突破するなど、今年も高成長を続けている。巨大セールを勝ち抜く武器として注目されているのがネットショッピングと動画配信の融合「ライブコマース」だ
- アフターコロナのファーウェイ問題
米国がファーウェイ制裁の強化案を検討している。台湾TSMCのファーウェイとの取引を実質禁止する内容に、ファーウェイサイドも強く反発している。
- 日本人はもっとコロナに警戒を!在日中国人ボランティアが訴え
3月30日に渋谷で無料マスク配布運動を行った在日中国人ボランティア、パンダマスク行動の関係者にリモート取材を行った。
- 「中国の“親日ムード”は全部政府が作った」って本当ですか?
「中国の親日ムードは政府が演出」「米中貿易摩擦があるから中国は日本にすり寄っている」……日本のメディアに流れるこうした観測に、在日中国人インフルエンサーが反論した。
- スマホだけではなくオリジナルOSのパソコンも!ファーウェイ、米国の制裁に負けない独自路線
米国の制裁を受け、独自路線を歩むファーウェイ。スマホだけではなく、パソコンでも独自にARMベースのオイラーOS搭載という戦略を発表している。
- 学術団体もファーウェイ制裁に加入、中国研究者が反発
国際学術団体の米国電気電子学会(IEEE)は、2019年5月29日までに米国による制裁を受けて、ファーウェイ従業員及び同社から資金援助を受けた個人は、同学会の論文審査に関与できないことを決定した。
- ファーウェイの独自OS開発はどうなる?エンジニアが読み解く中国制裁の深層
米国によるファーウェイ制裁はどのような影響をもたらすのか?独自OS開発は可能なのか?エンジニアの立場からこの問題を分析しているインターネットプラス研究所の澤田翔所長に話を聞いた。
- GMVは90兆円、中国の巨人アリババが年間業績を発表=「地方都市と海外」が次の成長スポットに
中国電子商取引(EC)大手アリババグループは2019年5月15日、2019年度の業績を発表した。GMV(総取引額)は約91兆円=8530億ドルを記録。来年は1兆ドルの大台を目指す。
- 米中貿易摩擦の深層、「途上国にして独裁国家のまま超大国になる中国」
米中貿易摩擦の原因はどこにあるのか? あるいは中国ビジネスを要点はどこにあるのか? 未曽有の歴史的現象である中国の台頭を知るためには、長いスパンと多様な視点による中国理解が欠かせない。
- 米中貿易交渉破談の裏側……なぜ習近平はちゃぶ台をひっくり返したのか?
米中貿易交渉が突然の決裂はいったい何によってもたらされたのか。各国の報道から習近平総書記のちゃぶ台返し、米国の無理解という背景が見えてきた。
- 中国無人ブームの終焉と実用ロボットレストラン
客寄せパンダから実用の時代へ。中国ロボットレストラン取材を通じて、中国外食産業のロボット活用の転換が感じられた。難しい技術をひけらかすのではなく、徹底的なまでに利便性にこだわっている。
- アマゾン中国にEC事業撤退との中国報道
「アマゾン中国がEC事業から撤退」との噂が広がっている。公式発表はないが、中国市場のシェアはわずか0.7%。いつ撤退しても不思議ではない状況だ。そんなアマゾン中国だが、唯一絶好調の事業がある。
- 「中国のシリコンバレー」ではなく「中国とシリコンバレー」を考える
知財無視のプレモダン、特許で自分の技術を守るモダン、自分の技術を積極的に開放しオープンイノベーションを進めるポストモダン。こうしたレイヤーを行き来する中国の製造業と、シリコンバレーとのつながりを描く。
- 対イラン制裁疑惑違反で創業者の娘が逮捕=ファーウェイが声明を発表
中国通信機器大手ファーウェイの孟晩舟CFO(最高財務責任者)が12月1日、カナダで逮捕されたことが明らかとなった。世界的企業ファーウェイにとって最大の危機が到来した。
- デジタル・ゴールドラッシュを狙え!深センに集まる若者たち
「アジアのシリコンバレー」と呼ばれ、多くのスタートアップ企業が集まる深セン市。明日の成功を夢見て、この街には中国全土、世界各地の若者たちが集まってくる。彼らの話を聞いた。
- 地味模様の日中首脳会談、注目ポイントは「民間企業協力」
9日、安倍晋三首相と李克強首相による日中首脳会談が開催された。ビジネス視点での注目は「第三国での民間企業協力」だ。米中貿易摩擦が強まる中、中国は日本との関係強化を摸索している。
- ZTEショックに揺れる中国、国産チップセットに大豆増産……静かに始まった米国対策
中国経済界をZTEショックが揺らがしている。米中の経済摩擦はさまざまな波紋を広げている。中国では静かにさまざまな「米国対策」が始まった。
- 国家クラスの経済力を持つ民間企業を目指す!中国最強の企業家ジャック・マーの哲学
中国を代表する巨大企業アリババグループの創業者であるジャック・マー(馬雲)氏が来日。4月25日に早稲田大学での対談イベントに参加した。中国を代表する企業家の言葉は日本人にどう響いたのか。
- 「アリペイ日本版が延期」は本当か、日経の不可思議なマッチポンプ報道
日本経済新聞の記事「アリババ、日本版スマホ決済延期 情報流出に懸念の声」が話題となっている。日本版アリペイが延期になったという報道だが、関係者からはまったく異なる事情が伝えられた。
- 中国“最恐”のテレビ番組が不発に、有名企業血祭りの315晩会の変調
中国でもっとも「恐ろしく」、そして「面白い」テレビ番組。それが315晩会だ。有名企業を次々と血祭りに上げる人気特番だが、今年は肩すかしに終わった。その背景には何があるのか。
- 農民全員に6000万円プレゼント、中国でまたまた生まれた「土豪村」
「土豪村」という中国語がある。「土豪」とはネットスラングで「成金」の意、つまりは成金村だ。ここ数年、中国には土豪村がいくつも出現している。その最新版が広東省中山市南朗鎮関塘村だ。
- 長期政権に道開く習近平の改憲案、天安門事件以来最大の転機が到来
中国国営通信社の新華社は2018年2月25日、中国共産党中央委員会による憲法一部改定案を発表した。習近平は終身で最高指導者を勤め続けることが可能になる改憲案は大きな波紋を呼んでいる。