
内田良
名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授
学校リスク(スポーツ事故、組み体操事故、転落事故、「体罰」、自殺、2分の1成人式、教員の部活動負担・長時間労働など)の事例やデータを収集し、隠れた実態を明らかにすべく、研究をおこなっています。また啓発活動として、教員研修等の場において直接に情報を提供しています。専門は教育社会学。博士(教育学)。ヤフーオーサーアワード2015受賞。消費者庁消費者安全調査委員会専門委員。著書に『ブラック部活動』(東洋館出版社)、『教育という病』(光文社新書)、『柔道事故』(河出書房新社)など。■依頼等のご連絡はこちら:dada(at)dadala.net
記事一覧
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2018年2月
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- 残業時間数がわからない 教員の出退勤管理 押印や目視で ――過労死事案 ETCがタイムカード代わりも
- 教員の過労死遺族は、残業時間を調べる段階で苦闘する。学校の出退勤記録が、押印等で済んでいることが多いからだ。背景には、「残業なし」とすることで、終業時刻以降の作業を「労働」とみなさない法制度がある。
- 2018/2/28(水) 13:50
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- 国の部活指針案 生徒の負担軽視 スポーツ庁によるガイドライン骨子(案)の問題点と今後の課題
- スポーツ庁による運動部活動のガイドライン策定が、最終段階に入っている。部活動改革への期待が高まっているなか、公表された骨子案の内容は、多くの関係者を落胆させた。その問題点と改善の方向を探る。
- 2018/2/22(木) 16:57
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- 高校の水泳授業 飛び込みスタート禁止に
- 世論の高まりが、国の教育を動かした。高校の水泳授業でプールの飛び込みスタートを禁止とする学習指導要領の案が、文科省より発表された。これまでは段階的に指導可能とされてきただけに、大きな方針転換である。
- 2018/2/16(金) 10:07
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