大阪府・吉村知事が定例会見6月3日(全文3)夜の繁華街のリスクは東京と同じ
大阪府の吉村洋文知事は3日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事「無観客ライブの事業支援を考えている」(2020年6月3日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事「無観客ライブの事業支援を考えている」 ◇ ◇
大阪の夜の街のリスクをどう考えているのか
関西テレビ放送:追加でもう1点伺わせてください。東京のほうでは夜の繁華街での感染が広がっているというふうに指摘されていると思うんですけども、大阪でのそういったリスクであったり、対応を含め今どういうふうに考えられているかお聞かせください。 吉村:夜の繁華街についてはまったく東京と同じような繁華街が大阪にもあるわけなので同じように感染者が増える可能性はあると思っています。リスクとしては同じだろうと思っています。業態が同じですから。ただその中でも接待を伴う夜の飲食店についてのガイドラインっていうのは、100%じゃないにしても大阪府独自のを作りました。できるだけこれを順守してくださいっていうのは業界にもお願いしていますので、現実に業界でもやってくれている方もたくさんいらっしゃいます。 なんとかクラスターができるだけ発生しないようにする、感染者が追いきれないぐらいぐわっと増えてくるのをそこから発生させないように、業界の皆さんとも協力しながら、業界の皆さんにもご理解いただいて、お客さんにもご理解をいただいて回していくということを進めたいと思っています。ただ、同じリスクはあるだろうと思っています。
ガイドライン順守状況は把握しているのか
出たときの対策としては、それがどの辺りで出たのか、いわゆる疫学的調査をやりながらクラスターをつぶしていくということをわれわれとしてはやっていきたいと思っています。夜のそういった繁華街はクラスターつぶしがやりにくいところではあるんですけど、でもそれでも大阪のQRシステムを導入してくれているところもありますし、できれば名簿をお願いしますっていうのも言っていますから、もしクラスターが発生したらできるだけその事業者さんに協力をお願いして、われわれとしてもクラスターつぶしをやって、業界全体がまた休業とかにならないように、できるだけそういうふうにはしていきたいとは思っています。 関西テレビ放送:最後にもう1点だけ。ガイドラインについてなんですけども、事業者によってはやっぱり守ってる事業者と守ってない事業者があると。守ってる事業者からすると自分たちは守ってなかったのに、もしそういう守ってなかったような事業者の中でクラスターであったりが発生した場合に、その休業要請が業界全体に出るなど、そういう不安があると思うんですけど、あらためてガイドラインを守っているところ、守ってないところについて、そういうふうな指導であったりとか、どういうふうに把握されたりとかするつもりか、お考えをお伺いしたい。 吉村:ガイドラインについてはぜひ守っていただきたいなと思います。あれを100%守れば、ちょっと今までの接待のやり方と違うやんかってなるのはそのとおりですし、やりにくいというのはあるのは当然だと思いますが、ただ、また同じようにクラスターが発生したら、またこちらもいろいろお願いをせざるを得なくなると。本当それは最後業界に跳ね返ってきますので、そういった意味では業界全体でぜひ協力していただきたいと思います。 そういったことがなかなか守られてなくて危ないよということがあれば、これはいろんな情報提供も、コールセンターはまだ設けていますから、そういうのがあって、われわれとしてもそれを把握できるようであればそういった協力の要請を個店に対してするということもやっていきたいと思います。 だから、やっぱり最後は自分たちの業界に跳ね返ってくるんだというのをまず業界全体で認識してもらいたいなっていうふうには思います。われわれも業界全体にまた休業要請とか、皆さん行くのやめてとか、そんなに積極的に言いたい話じゃないので、ぜひそこは業界としてもご協力をお願いしたいと思います。 関西テレビ放送:ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。