斎藤知事問題 女性PR社長は大手新聞名指し「デマ」 陣営400人SNS要員などいない→「私」と 「アピールしておきたい」
兵庫県の斎藤元彦知事が26日、神戸市内で取材対応し、兵庫県西宮市のPR会社の女性社長が斎藤氏に選挙協力したとしてSNSに記した内容が公職選挙法に違反する恐れがあると指摘されている問題に対して「公職選挙法を含めた法令に抵触するような事実は私としてはないというふうに認識しています」と述べた。 【動画】返り咲き当選 車中で「イチからスタート」と語っていた斎藤元彦氏 新たな疑惑が浮上 女性社長は投稿などで斎藤候補から「広報全般を任された」とし、SNSの「監修者」として「運用戦略立案」などを行ったと説明している。 女性社長は投稿では、斎藤知事の選挙戦では「400人のボランティアSNSスタッフ」が活躍したと報じられたことなどを指して「当選後の日経新聞の記事や大手テレビ局の複数のニュース番組でも、『400人のSNS投稿スタッフがいた』という次なる『デマ』がさも事実かのように流されてしまい、驚きを隠せない」と記している。 「と同時に、『私の働きは400人分に見えていたんや!』と少し誇らしくもなりました。そのような仕事を、東京の大手代理店ではなく、兵庫県にある会社が手掛けたということもアピールしておきたいです」とも記している。 斎藤知事は取材に「PR会社さんとの関係ではポスターの制作などをお願いしまして、70万円を支払わせていただいたということが事実」とした。