大阪府・吉村知事が定例会見6月3日(全文1)非常用品にマスク、体温計、消毒液も
大阪府の吉村洋文知事は3日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事「無観客ライブの事業支援を考えている」(2020年6月3日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事「無観客ライブの事業支援を考えている」 ◇ ◇
ライブハウスがライブ支援事業をプロモーション
司会:ただ今から知事の記者会見を始めさせていただきます。最初に知事からお願いいたします。 吉村:僕からは4点です。まず1点目です。これは無観客のライブ支援事業を大阪府で実施していますが、補助事業を実施していますが、それについてのプロモーション事業をライブハウスにやっていただくということについてです。このコロナの状況もありまして、ライブハウスであったり、いろんな劇場であったり、大阪には小屋文化がありますが、なかなかそれがこの状況でうまく活動ができてないという状況にもあります。今般、ガイドラインを作って、そのいろいろなガイドラインに従って、本当にライブハウスの皆さんであれば何か透明の幕を作ったりだとか、いろいろ席をつくったりということで対策を取ってやっていただいています。 そういった新たな取り組みをご協力、感染防止対策にご協力もいただきながら、一方で大阪府として新たな補助事業も展開をしています。どういうことかというと、1事業70万円としまして、それぞれライブハウスに限らずいろんな芸能、演芸、そういった小さな劇場なんかでやるのも含めて、無観客ライブを発信すると。そのライブをつくったりするのにはちょっと手間も要りますけど、そこら辺を支援する事業として1事業70万円の補助事業を展開しています。
大阪の小屋文化守っていきたい
無観客ライブをすることで、応援してくれている皆さんがそこからチケット料というか入場料を払って、そのお金がいわゆる主催者のほうに行くということで、新たなスタイルの支援事業というのをやっています。200事業を想定していますが、今100事業程度の申し込みがあるという状況です。有名なところでいくと天満天神繁昌亭なんかもそうですし、能楽堂なんかも応募いただいています。あとは音楽関係、ライブハウス関係が非常に多いという状況でして、すでに5月から数件実施をしています。交付決定をしたのが18件ということで、まだ受け付けている状況です。 それと関連しまして今日ご紹介するのは、その支援事業はどんなふうに行われるのかというのをプロモーションしようというのも、これは予算化して準備をしてきました。そのプロモーション事業についてです。 このプロモーション事業について、まず主催ですが、これはライブハウスで、クラスターが発生したライブハウス、4ライブハウスありましたけれども、そこのうちの3つの事業者がやってくれることになりました。京橋ライブハウス Arc、それからSoap opera classicsと、そしてLIVE HOUSE Rumio。この3事業所、皆さんも聞いたこと、記憶に新しいとは思いますが、この3つのライブハウス、クラスターが出たところですが、クラスターが出た中で、これから第一歩を新たに踏み出そうと、そのためのプロモーションを自分たちでしっかりやろうということで立ち上がっていただきましたので、そこでプロモーション事業をして、そして多くの皆さんに無観客ライブというのを広げていきたいと思っています。 その趣旨に賛同していただいた出演者の方、これは大阪のライブハウスから巣立ったアーティストの方がその趣旨にも賛同いただいて、出演をいただくということになります。参加をいただくことになりました。この取り組みを通じてライブハウスはもちろんのこと、新型コロナで非常に厳しい状況になりますが、大阪のいわゆる小屋文化というのをしっかり守っていきたいというふうに思います。また、そして新たな第一歩を踏み出していきたいと思います。