【国会中継】安倍前首相が桜問題を説明(全文3)捜査当局は寄付に当たらぬと判断
安倍晋三前首相は25日午後、衆院議の議院運営委員会に出席し、自身が主催した「桜を見る会」をめぐる国会答弁に事実と反する部分があったとして謝罪した。 【動画】【国会中継】安倍前首相が「桜」問題を説明 答弁訂正(2020年12月25日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【国会中継】安倍前首相が「桜」問題を説明 答弁訂正(2020年12月25日)」に対応しております。 ◇ ◇
残り4回は違法状態のまま放置か
辻元:ここに出てくるのに私たちはホテルの領収書と明細書について、ここでもう何時間も議論したんですよ。なのにその明細書も知りません。ホテルの領収書も、去年の分までなくしているという、そしてそれも知らない。何しにここに来られたんですか。まったく透明性の確保とかなってないじゃないですか。収支報告書を訂正したのは違法状態を解消するためですよね。じゃあこれ3年間は収支報告書、訂正しておりますけれども、あなたは7回やっていますよ。残りの4回は違法状態のまま放置しているということになるんじゃないですか。いかがですか。 高木:安倍くん。 安倍:この収支報告書については会計帳簿等の保存期間、収支報告書の保存、閲覧期間が3年であることに加えて、後援会において過年度、領収書などを保有していないことなどから、弁護士などとも協議の上、現在公開されている平成29年から令和元年までの3年間について修正することとしたところでございます。収支報告書の保存、閲覧期間や会計帳簿の保存期間が経過をしておりまして、すでに関係書類が廃棄をされているため、事務所において支出等の正確な把握が困難だったことから、平成29年以降ということにさせていただいたということでございます。 それと先ほどの、いわば訂正額等についてでございますが、具体的には開催当日に参加者の皆さまからいただいた参加費用の合計額をですね。
態度が全然変わってない
辻元:そんなこと聞いていないです。委員長。相変わらず態度、全然、変わってないじゃないですか。聞いていないことも。 高木:静かにしてください。答弁中です。 安倍:はい。で、具体的に。 辻元:おわびされに来たんじゃないんですか。 安倍:先ほどご指摘のあった点についてなんですが、これ各報道機関にコメントとして発表されている、今日、発表させていただいたことなんですが、開催当日に参加者の皆さまからいただいた参加費用の合計額を収入として計上し、ホテルから請求を受けて一括精算をいたしました会場費、その他諸費用について支出として計上いたしました。平成28年以前につきましては、すでに先ほど申し上げましたように廃棄された書類も多々ございますので、今後、当局から関係書類の返還等を受けたあと、あらためて修正の可否等について検討したいと考えております。 辻元:委員長。 高木:辻元くん。 辻元:最後に明細書の本委員会への提出と、この3年分、領収書をなくしたという届けをしていますから、ホテルは再発行します。税務調査などでなくしたとき再発行します。再発行して本委員会に出していただくということを最後に約束してください。長々説明されたんだから。国民にガラス張りにします、それが私の政治責任だとおっしゃったわけでしょう。裏付けのある資料、明細書や領収書を出して初めて、あなたの発言を裏付けられるわけです。私は努力しますと、だから辞職しませんとおっしゃっているのならば、明細書と領収書、本委員会に再発行してもらって出してください。いかがですか。 高木:安倍くん。 安倍:領収書っていうのはホテルの。 辻元:この3年間の。 安倍:いやいや、ホテルの領収書? 辻元:ホテルの領収書。