【国会中継】安倍前首相が桜問題を説明(全文2)初心に立ち返り努力していきたい
安倍晋三前首相は25日午後、衆院議の議院運営委員会に出席し、自身が主催した「桜を見る会」をめぐる国会答弁に事実と反する部分があったとして謝罪した。 【動画】【国会中継】安倍前首相が「桜」問題を説明 答弁訂正(2020年12月25日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【国会中継】安倍前首相が「桜」問題を説明 答弁訂正(2020年12月25日)」に対応しております。 ◇ ◇
久兵衛自身はおすしを提供していないと
安倍:ちなみに、久兵衛自身は前夜の会合にはおすしを提供していないということを明確にしているとこのように思いますので、そのことは申し上げておきたいと思います。これは冒頭申し上げましたように、秘書、私の事務所から確認をする中において、当時、私の認識の限りにおいて答弁をさせていただいたことでございますが、結果として事実と違う答弁をしてしまったことにつきましては国民の皆さまに、あるいは黒岩議員を含め、全ての、与野党全ての国会議員の皆さまにおわび申し上げたいと思います。 黒岩:委員長。 高木:黒岩くん。
秘書の言いなりでだまされて答弁したのか
黒岩:これも報道ベースですけれども、その久兵衛の話はある新聞が久兵衛の本店は出していないと述べたと。でもこれ支店の話ですからね。だからこれも明細書さえ出してくれればはっきり分かるんですよ。だからこんな水掛け論はもうこのぐらいにしといて、総理の本当に結果的、虚実を語ったということは大きな問題だと思います。 総理、この間のやりとりで、総理は当初のころからニューオータニなど一流ホテルが明細書を発行してないという、こんなもう世間の常識からは考えられない、あり得ないことを平気で答弁してましたよね。あとで聞けば、これも秘書がそう言ったからだと。例えば850人の参加者がホテル、1人1人がホテルと契約をしたと。これは法律家なら100人、絶対にあり得ないという。こんな、まさに社会常識すら総理は自身で判断できず、秘書の言いなりでだまされて答弁していたということですか。お答えください。 高木:安倍晋三くん。 安倍:私自身は当時、不足分が発生しているということは承知しておりませんでした。秘書に何回か確認したところ、5,000円で完結している、また会場費も含めてそれは完結をしているという話でございました。実際5,000円を徴収していることは私も承知しておりましたし、またニューオータニ側が参加者1人1人に対しまして飲食費と書いた領収書を発行していたということについても私は承知をしておりました。ですからその中でおそらく賄ったんだろうなと、こう思った次第でございますし、多くの参加者はニューオータニに宿泊をしているということでございますので、そうなんだろうと思いました。 そもそも、そうした不足費、例えば会場費等についても認められているわけでありますから、それをしっかりと計上していればそもそもそれは問題がなかったわけでございますし、今回もわれわれの事務所が行った会計上の立て替えについてもこれは寄付には当たらない、利益を供与するには当たらないという判断を捜査当局がされたというふうに承知しているところでございますので、そもそも最初の段階でそれを私が分かっていれば、そうした処理を行っていたということではないかと思います。 黒岩:委員長。 高木:黒岩くん。