【国会中継】安倍前首相が桜問題を説明(全文1)秘書を問い詰めていれば
安倍晋三前首相は25日午後、衆院議の議院運営委員会に出席し、自身が主催した「桜を見る会」をめぐる国会答弁に事実と反する部分があったとして謝罪した。 【動画】【国会中継】安倍前首相が「桜」問題を説明 答弁訂正(2020年12月25日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【国会中継】安倍前首相が「桜」問題を説明 答弁訂正(2020年12月25日)」に対応しております。 ◇ ◇
安倍前首相から答弁訂正の申し出
高木:これより会議を開きます。まず理事の辞任および補欠選任についてでありますが、昨24日、理事・武内則男くんが理事を辞任されました。よって委員長は後任の理事に小川淳也くんを指名いたしましたので、ご了承願います。 次にご報告申し上げます。昨24日、議員・安倍晋三くんから大島議長宛てに、本会議および委員会において内閣総理大臣として行った答弁について、訂正する発言を行わせていただきたい旨の申し出がありました。本件につきましては、理事会における協議に基づき、本委員会で行うこととなりました。この際、議員・安倍晋三くんの発言を許可するにご異議ありませんか。 複数:なし。 高木:ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。安倍晋三くん。安倍くん。
事実関係を説明し、答弁を正したい
安倍:昨日、私の政治団体である安倍晋三後援会の政治資金収支報告書、2017年、2018年、2019年の3年分についての修正を行いました。これは今般の「桜を見る会」の前夜に行われていた夕食会に関する捜査の結果、新たに判明した事実、すなわち同夕食会の開催費用の一部を後援会として支出していたにもかかわらず、それを記載しなかったとの事実が判明したことから、その修正を行ったものであります。こうした会計処理については、私が知らない中で行われていたこととはいえ、道義的責任を痛感しております。深く深く反省いたすとともに、国民の皆さま、そして全ての国会議員の皆さまに心からおわび申し上げたいと思います。 「桜を見る会」前夜の夕食会につきましては、令和元年秋の臨時国会、本年の通常国会において、幾度も答弁をさせていただきました。その中で、安倍晋三後援会は夕食会の主催はしたものの、契約自体はあくまでも個々の参加者であった。後援会としては収入もないし支出もしていない、従って政治資金収支報告書に記載する必要はないと認識していた。夕食会における飲食代、会費、会場費を含め、支払いは個々の参加者からの支払いで完結していた。以上から、政治資金規正法などに触れるようなことはないとの認識であるといった趣旨の説明を繰り返しさせていただきました。 しかしながら、結果としてこれらの答弁の中には事実に反するものがございました。昨日、大島衆議院議長、山東参議院議長に対し、先の本会議および委員会において、当時の内閣総理大臣として行った答弁を正すための機会をいただきたいとの申し出を提出させていただきました。本日、国会のご配慮によりこのような機会をいただきましたことに、心より感謝いたします。 本日、この議院運営委員会の場におきまして、あらためて事実関係を説明し、答弁を正したいと思います。あらためて、全ての国会議員の皆さまに深く心よりおわび申し上げます。 高木:ただ今の発言について、確認の発言を求められておりますので、順次これを許します。丹羽秀樹くん。丹羽くん。