【国会中継】安倍前首相が桜問題を説明(全文4完)政治資金規正法の課題考えたい
安倍晋三前首相は25日午後、衆院議の議院運営委員会に出席し、自身が主催した「桜を見る会」をめぐる国会答弁に事実と反する部分があったとして謝罪した。 【動画】【国会中継】安倍前首相が「桜」問題を説明 答弁訂正(2020年12月25日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【国会中継】安倍前首相が「桜」問題を説明 答弁訂正(2020年12月25日)」に対応しております。 ◇ ◇
法令順守のほうが極めて重要
安倍:幸い私も今まで9回選挙を戦ってきたところでございますが、毎回地元の皆さまが大変頑張っていただいた結果、これはもう常に圧倒的な勝利を与えていただいているところでございまして、そうした意味におきまして、そんな利益を供与して票を集めようということは、つゆほども、私も含めて事務所も考えていない。それよりも法令順守のほうが極めて重要だというふうに思っております。 高木:宮本くん。 宮本:法令順守だったらわざわざ記載していたものを記載をやめるというのはまったく成り立たないじゃないですか。しかも会場費、会場費って言ってますけども、後援会の収支報告書の訂正を見ても会場費なんて書いてないですよ。宴会料等って書いてあるじゃないですか。全体の2019年で言えば41%が補填なわけですよ。3000円、1人当たり。これどう見ても利益供与ですよ。そのことについて反省の言葉もないと。で、不起訴っていうのはイコール白っていうことじゃないですからね。そこははっきりさせておきたいと思いますよ。松島さんだって菅原さんだって不起訴ですよ。だけども問題だということで責任を取られたわけであります。その点、自らの閣僚はそういう形で責任を過去取ったにもかかわらず、ご自身はどうされるんですかということが問われているということを申し上げまして、私の質問とさせていただきます。 高木:次に、遠藤敬くん。遠藤くん。
政治と金の問題で政治不信が高まったか
遠藤:日本維新の会の遠藤敬でございます。まずもってこのたび安倍先生への政治と金の問題について、私が問うのは本当に残念でなりません。安倍政権の政権運営、本当に大きな功績もあったと私も思っておりますので、非常に残念であります。 そこでまずお聞きします。時間も押しているところもございますので、総理に、今日は安倍先生に通告も私はしておりません。これはがちでやろうと思っていまして、細かい子細なことではなくて、総理の立場としてどういう認識で、またこれからの国会を議員としての責務を果たしていかれるのかということをお聞きしたい思いで通告はいたしませんでした。 まず今回の政治と金について、ご自身の政治と金の問題が国民に政治不信が高まったかどうか、どのようにお考えかお聞きしたいと思います。 高木:安倍晋三くん。 安倍:まず1つは内閣総理大臣としての答弁、結果として事実と違う答弁をしてしまったということ。そしていわば公職選挙法上、そしてまた政治資金規正法上、告発を受け、この当局の調べにあったということについて、国民の皆さまの政治への不信を招いてしまった責任は大変大きいと、こう思っております。であるからこそ、そうした国民の皆さまの信頼、本当の意味での信頼を回復するために全力を傾けていかなければならないと、このように考えております。 高木:遠藤くん。 遠藤:昨日来より安倍先生から政治への信頼を取り戻すためにあらゆることで努力をされていくということを、今日も昨日をお聞きをしてまいりましたが、例えばどのようなことをすれば安倍先生ならびに国会議員の政治と金の問題に終止符を打てるのか、政治への信頼を取り戻せるのかということが問われていると思うんです。ですので私からの提案ではありますけれども、国民もたびたびと、今も問題になっておりますが、渡す側、もらう側、またさまざま子細なこともあります。これは政治資金規正法の問題ではありますけれども、こういった、国民にはまったく理解のできない問題があり、なぜ駄目なのかどうなのかも分からない。こういう抜け道をいっぱいつくって、今まで国会議員であろうが地方議員であろうが、政治と金にまつわる問題が発生してきたわけであります。