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横山信弘

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経営コラムニスト

報告

見解年末年始明けに急増した退職代行の利用者たちは、心身の限界を理由とするケースが多いようだ。なかにはパワハラや労働環境の悪化など深刻な問題も含まれているのだろう。 人は3つの余裕を持つことで、賢い判断ができる。その余裕とは、精神的余裕、時間的余裕、経済的余裕だ。いずれかが著しく欠けていたり、すべてが足りないと思考停止に陥りがち。今回の連休は、普段より長い休みがあったことで自分を見つめ直すきっかけになり、一歩を踏み出す後押しとなったのかもしれない。 会社側も連休中に「我が身を振り返る」余裕があればよいのだが。

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  • 小菅将樹

    元労働基準監督官/アヴァンテ社労士事務所 代表

    解説相応の理由や事情があり、退職代行を利用して退職することも方法の一つだと思います。しかし、自ら退職に関…続きを読む

  • 今野晴貴

    NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。

    見解昨年、退職の相談は筆者が代表を務めるNPOにも多く寄せられた。理由は様々だが、労働のあり方が問われて…続きを読む

コメンテータープロフィール

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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