Yahoo!ニュース

小菅将樹

小菅将樹認証済み

認証済み

元労働基準監督官/アヴァンテ社労士事務所 代表

報告

解説相応の理由や事情があり、退職代行を利用して退職することも方法の一つだと思います。しかし、自ら退職に関する話し合いや申し出ができない状況であると、これを繰り返し、何か納得がいかなかったり自分から話をすることが憚れるような事情があると退職代行頼みになってしまう恐れもあります。本来、退職の意思表示やそれに関する話し合いなどは労使双方で話し合い、自己解決すべきことです。話し合いや申し出がどうしても難しい状況である場合に初めて利用を検討するのが望ましいです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 横山信弘

    経営コラムニスト

    見解年末年始明けに急増した退職代行の利用者たちは、心身の限界を理由とするケースが多いようだ。なかにはパワ…続きを読む

  • 今野晴貴

    NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。

    見解昨年、退職の相談は筆者が代表を務めるNPOにも多く寄せられた。理由は様々だが、労働のあり方が問われて…続きを読む

コメンテータープロフィール

小菅将樹

元労働基準監督官/アヴァンテ社労士事務所 代表

明治大学法学部卒業後、労働事務官として労働省へ入省し、個別労働関係紛争解決促進法の策定や国会対応業務、労働安全衛生総合研究所で研究員の給与計算業務等を経て、労働基準監督官に転官。厚生労働本省、労働保険審査会事務局、神奈川県相模原署、川崎南署、神奈川労働局労働保険徴収課勤務後、厚生労働省を退職。現在は各企業の顧問業務、法定教育、各種セミナー、安全パトロールを行っている。サッカー、フットサルの競技における運動器障害や大けがの経験を経て、運動指導に関わるトレーナーライセンスを取得。アスリートや企業で働く方など幅広い方を対象に、頭と動作を鍛え、機能改善、運動パフォーマンス向上へ導く運動指導を行う。

関連リンク(外部サイト)

小菅将樹の最近のコメント