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坂東太郎

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十文字学園女子大学非常勤講師

報告

補足野党が予算委員会の委員長を握ったというのが最大の注目点です。補正はともかく来年1月から始まる通常国会で審議される当初予算は「絶対に1ミリも組み合えてはならない」という妙な慣習があって、ゆえにそうならなかったら内閣はお仕舞いとなります。与党多数ならば野党は審議日程とにらめっこしながら「予算を人質に揺さぶる」ぐらいが精一杯のところ、今回は差配する者が野党出身だから久々に緊迫しそう。  見どころは委員長に答弁者を指名する権限がある点。全閣僚があらゆる質問に答えなければならない予算委で「弱点」を抱える方を集中して指名できるのです。場面によってはえぐい展開も起きそう。

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  • 白鳥浩

    白鳥浩認証済み

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    法政大学大学院教授/現代政治分析

    解説「与野党伯仲」時代の国会の幕開けである。 これまでの「一強多弱」時代の国会とは様変わりしていく。 単…続きを読む

コメンテータープロフィール

坂東太郎

十文字学園女子大学非常勤講師

十文字学園女子大学非常勤講師。毎日新聞記者などを経て現在、日本ニュース時事能力検定協会監事などを務める。近著に『政治のしくみがイチからわかる本』『国際関係の基本がイチから分かる本』(いずれも日本実業出版社刊)など。

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