見解自民党最大派閥だった安倍派が引き起こした「政治とカネ」に国民の審判が下る選挙である。先月行われた自民党総裁選では安倍派の対極にいた石破氏が総裁に選ばれ、自民党の「安倍一強体制」は終わった。 「安倍一強体制」がもたらしたのは自民党内で誰も最大派閥に逆らえない「安倍一強」と、野党がバラバラになった「他弱野党」である。 この「一強他弱」を変えないと政治はまともにならないが、今度の選挙は野党がバラバラのままである。それがどのような結果をもたらすか、国民の審判が注目される。 また安倍政権になってから「安倍一強」は意図的に投票率を上げない選挙を繰り返してきた。それが元に戻るのかも注目される。
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コメンテータープロフィール
1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。90年 米国の政治専門テレビC-SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■「田中塾@兎」のお知らせ 日時:10月27日(日)16時から17時半。場所:東京都大田区上池台1丁目のスナック「兎」(03-3727-2806)池上線長原駅から徒歩5分。会費:1500円。お申し込みはmaruyamase@securo-japan.com。
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