見解石破総理が誕生したのは岸田前総理と菅元総理の力による。２人は安倍一強体制を終わらせるために石破氏を総理にして早期解散をやらせた。従って自民党の旧安倍派を中心に自民党が議席を減らすことは織り込み済みで、自公が過半数を割り込まなければ一応は勝利と考えるのだろう。現在自公は２９０議席だから５７議席減までが許容範囲だ。 ただ現在２５８議席を持っている自民党が単独過半数２３３を割り込めば、石破総理に対する批判が出てくる。しかし党首討論を見る限り野党は石破氏を論破できていない。物価高対策など経済指標が悪化しなければ石破氏を交代させることにはならない可能性がある。 問題は野党が裏金議員のいる選挙区で候補者を一本化できないことだ。裏金議員が当選してくると国民の批判が野党に向かう可能性もある。
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コメンテータープロフィール
１９６９年ＴＢＳ入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。９０年 米国の政治専門テレビＣ－ＳＰＡＮの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。９８年ＣＳ放送で「国会ＴＶ」を開局。０７年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■オンライン「田中塾」の次回日時：１０月２６日（土）午後３時から４時半まで。パソコンかスマホでご覧いただけます。世界と日本の政治の動きを講義し、皆様からの質問を受け付けます。参加ご希望の方は https://bit.ly/2WUhRgg までお申し込みください。
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