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遠藤結万

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PublicBeyond 代表取締役

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解説衆議院の過半数は233。ただし、自民党単独での達成か、自民+公明での達成か、が非常に重要になります。自民党の議席が減れば減るほど連立与党間や野党との交渉が重要になり、政権運営の制約が増えます。自公過半数割れとなれば、パートナーを増やす必要性があり、交渉は困難を極めるでしょう。 今回、もう一つのポイントとなるのは追加公認です。不記載など政治資金の問題を理由に非公認になっている議員に関しては、総理からは当選すれば公認することもありうるとの発言がありました。 過半数に達していない中で裏金問題を抱えた議員を追加公認したことで過半数を達成となれば、当然選挙後の有権者の反発も予想されます。 石破政権にとって様々な逆風が吹く選挙で、厳しい戦いとなるでしょう。

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  • 田中良紹

    ジャーナリスト

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  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

    解説「本当の勝敗ライン」は自民単独過半数である。 そうでなければ、石破首相に対する責任論が噴出し、自民党…続きを読む

コメンテータープロフィール

京都府京都市生まれ。早稲田大学を卒業後、グーグル株式会社にて中小企業の広告コンサルティングとアジア太平洋地域のデータ分析を行う。2014年、デジタルマーケティングを事業領域とするCMO株式会社を設立。平河エリ(ペンネーム)名義で、著書「25歳からの国会 武器としての議会政治入門」(現代書館)を出版。2020年尾崎咢堂ブックオブ・ザ・イヤー大賞。英紙Economist、NHK、各新聞社などにコメントするほか、各種媒体にて連載。2024年、政治家・立候補者のセカンドキャリア支援を行う株式会社PublicBeyondを設立。政界と民間の人材流動化に取り組む。

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