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飯塚真紀子

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在米ジャーナリスト

報告

補足トランプ氏の勝因として指摘されているのが、全米で12%を占めるというラテン系の有権者の支持を大きく獲得したこと。NBCニュースによると、トランプ氏は全米のラテン系有権者の45%の支持を獲得。ハリス氏の53%よりは少ないものの、2020年の大統領選時は32%だったことから大きく支持率をのばしたことになります。特に、ラテン系の男性からの支持はハリス氏を10ポイント以上も上回ったということです。大統領選の昨日、ラテン系の学生が多いロサンゼルスのカレッジを訪ねましたが、男子学生の中からは、インフレなどの経済問題を理由にトランプ氏に投票したという声がチラホラ聞こえました。大統領選では経済が常に最も重視される課題となりますが、それだけインフレは米国民の懐を大きく圧迫しています。しかし、同時に、トランプ氏は関税を上げると訴えていることから、それにより消費者物価が上昇することを懸念する声も聞かれました。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 西山隆行

    成蹊大学法学部政治学科教授

    見解某ネット番組で開票速報をしながら複数の米国メディアの映像を見ていましたが、ハリス支持者の会場はお通夜…続きを読む

  • 佐藤丙午

    拓殖大学国際学部教授/海外事情研究所所長

    補足ハリス副大統領の失望は、開票が続く中、本来予定されていたワシントンDCのハワード大学で開票見守りパー…続きを読む

コメンテータープロフィール

大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。

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