補足トランプ氏はABCニュースのインタビューで「火曜日の夜までに国民は勝者を知るだろう」との見方を示しました。支持率は拮抗している状況を示しているものの、何の根拠を持ってかはわかりませんが、同氏は「私は大きくリードしている」とも述べています。自信家なトランプ氏らしい発言ですが、ハリス陣営は、2020年の大統領選時同様、そんなトランプ氏が早々と勝利宣言することを懸念しているようです。また、トランプ氏は「悪いことが起きるかもしれない」と不正が起きる可能性にも言及しています。敗北した場合に、不正が起きたからだ、勝者は自分だと主張するための布石を打っているとも考えられます。
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コメンテータープロフィール
大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。
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