出版社にてカルチャー誌や小説の編集者を経験した後、独立。マーケティング的視点と批評的観点からウェブカルチャー、出版産業、子どもの本、マンガ等について取材&調査してわかりやすく解説・分析。単著に『いま、子どもの本が売れる理由』『マンガ雑誌は死んだ。で、どうするの?』『ウェブ小説の衝撃』など。構成を担当した本に石黒浩『アンドロイドは人間になれるか』、藤田和日郎『読者ハ読ムナ』、福原慶匡『アニメプロデューサーになろう!』、中野信子『サイコパス』他。青森県むつ市生まれ。中央大学法学部法律学科卒、グロービス経営大学院経営学修士(MBA)。息子4歳、猫2匹 ichiiida@gmail.com
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- 「不読率60%の衝撃」?結論ありきの「本離れ」論のデタラメ 令和5年度国語に関する世論調査を読む
- "こどもの本"総選挙が他のランキング企画と決定的に違う点
- 読書推進を語る前に知っておきたいこと
- 「大人が読む少女小説」登場から20年――『少女小説を知るための100冊』
- 『パンどろぼう』柴田ケイコ最新作は「毎日、料理って大変…」という気持ちに寄り添う『パンダのおさじ』
- 教育改革をして公共図書館予算を減らす政策の大矛盾 図書館予算増は税収増につながる
- 書評家が本紹介TikTokerけんごをくさし、けんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害
- 『スーパーカブ』と『禅とオートバイ』 原付2人乗り問題と作品の思想
- 『おさまけ』(『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』)とラブコメラノベブーム
- エロと笑いに満ちたロールプレイに醒めた瞬間に訪れる孤独 『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』
- なんでも記録(記憶)・複製できるのは良いことなのか? 『不滅のあなたへ』
- 『スライム倒して300年』に見る性愛の後退とスローライフ擬似家族の称揚
- 鵜呑みにすると逆効果!?教則本の使い方を『ジャンプが伝えたいマンガの描き方』刊行のジャンプ副編に訊く
- なろう発『回復術士のやり直し』に見る大薮春彦・西村寿行的ハードロマン・リバイバルへの懸念
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- 映画『すばらしき世界』の殺人犯は結局この社会に居場所を見つけられたのか?
- 映画『ファーストラヴ』には「わきまえた」女性が味わう地獄が描かれている
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