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「育児は男の義務である!」育休推進ポスターに込めた人事部長の思い

やつづかえりフリーライター(テーマ:働き方、経営、企業のIT活用など)
社内に掲示されていたポスターの一部(サタケ提供の画像を元に筆者が作成)

厚労省によれば、男性の育児休業取得率は2020年度で12.65%。前年度の7.48%に比べかなりの改善ではありますが、政府目標の「2020年までに13%」には届かず、「2025年までに30%」を達成するには一層の努力が必要です。

今年6月には改正育児・介護休業法も成立し、男性育休取得率アップに向けて、企業へのプレッシャーもより高まっていきそうです。

そのなかで、すでに15年以上にわたって男性育休の推進に取り組み、成果を上げているのが広島県の老舗企業である株式会社サタケです。従業員数1000人で、これまでに50人の男性社員が育休を取得しています。

同社で「男性が育休を取りやすい雰囲気づくり」に一役買ったのが、育休取得を進めるポスターです。

毎年新しいポスターを考案してきた前人事部長の木谷博郁さん(現サタケ・ビジネス・サポート株式会社 代表取締役社長)に、男性育休を積極的に推進する理由と、育休取得者を増やすためのポイントについてお伺いしました。

木谷博郁さん。取材はオンラインで行いました。(筆者撮影)
木谷博郁さん。取材はオンラインで行いました。(筆者撮影)

「有給休暇でも育休と認められるなら」と本気になって取り組みを始めた

ー サタケさんは2005年に、「毎年1人以上の男性社員の育児休職取得」という目標を掲げました。何かきっかけがあったのですか?

木谷 博郁氏(以下、敬称略):国に育成計画を出せと言われたので、そこに記載する目標を決めました(※)。社員の子育て支援の取り組み自体は、2003年に女性の時短勤務制度を導入したところから始めていたんです。2004年には社内保育室を作り、同年にファミリー・フレンドリー企業表彰「広島労働局長賞」をいただいています。

※筆者注:2005年に次世代育成支援対策推進法(次世代法)が施行され、301人以上の労働者を雇用する企業は、仕事と家庭の両立支援を進める「一般事業主行動計画」を策定し、届け出ることが義務付けられました

ー 育成計画に、特に男性社員の育休取得を掲げたのはなぜですか?

木谷:国は次世代法と一緒に「くるみんマーク」の制度も作りましたよね。男性の育休取得者がいないと「くるみんマーク」はもらえなかったんです。それだけ国は男性に育休を取らせたがっている。それなら我々も取り組みましょうか、ということで始めました。

ただ、個人的には、男性が女性と同じように無休の育休を取るのは無理だろうと思っていました。

ー どうしてですか?

木谷:やはり、男性の収入が家計のメインであるケースが多いですから。そこが無給になると生活自体に困るので、なかなか男性は育休を取りづらいでしょう。

ですが、2005年に21世紀職業財団から「男性の育児参加促進事業をやるから、サタケさんも参加して」と言われまして、こちらは有給休暇の取得でも育休として認めるということだったんです。これならうちの男性社員も取れるんじゃないかな、ということで、私も本気になって取り組むことになりました。

ー その本気度が、毎年作られていたポスターにも表れているわけですね。ポスターについては後ほど詳しく伺うとして、男性育休の推進を始めたときの社員の皆さんの反応はどうでしたか?

木谷:その当時に「待ってました!」という人はあまりいなかったと思います。サタケ全体で、男性社員と女性社員合わせてだいたい年間40人くらいの赤ちゃんが生まれるんですよ。そのうちの何人かでも来てくれればいいかな、というのが最初の思いでした。

ただ、第1号の取得者は思いの外早く決まりましたね。2006年の1月だったんですけれど、その社員はその時点で年間の有給がほとんど残っていなかったので、無給の育休を取ることになりました。

「誰か子どもが生まれる男性いない?」と各部署に聞いて回った

ー ホームページには3週間取得と書いてあります。その当時にしては長い方ですよね。

木谷:本人は1ヶ月くらい取るつもりで申請したのですが、だんだん仕事が心配になってきて、ちょっと早めに切り上げて復帰した、という感じですね。

ー その方は、どちらの部署に所属されていましたか?

木谷:製造現場の社員ですね。

ー 初めてのケースということで、たとえば上司の方から「困ったな」という反応はありませんでしたか?

木谷:それはなかったですね。製造現場は助け合うという気持ちの強い職場ですし、我々も事前に制度のPRをしていましたので、周囲の皆さんは非常に前向きに応援してくれましたね。

ほかの部署でも、当初は私が「誰か子ども生まれる男性いない?」と聞いてまわって、生まれるって分かったら、その上司に「誰々君、今度子ども生まれるらしいから、育休取らせてくださいよ」って言っていました。断られることもありましたが、どちらかというとそれは例外で、大概の部署の部門長が「分かりました」と言って協力してくれました。

そのうちに育休を取った男性たちが管理職になり、自分が取らせてもらったからと、部下にも「どうぞ取って」と言うようになって、いい流れができてきたと思います。

ー 育休経験者が、今は管理職になっているんですね。部下も心強いですね。

宗貞 毅氏(株式会社サタケ 執行役員広報部長、以下敬称略):男性の育休推進に当たって、人事部長の動きはとても大きかったと思います。このテーマを所轄する部署の長ですから目標に対して責任を持つのは当然ですが、やはり旗振り役に熱意や行動力がないと進まないですよね。

「忙しいから育休を取らせるなんて無理だよ」という管理職もいたのですが、そういう人に対して木谷は「もし育休を取らせないようなことがあったら、あるいは育休を取った部下の評価を下げるようなことがあったら、その上司の評価を下げる」と言ったりもしていました。

木谷:管理職の年俸のたたき台をつくるのは私で、みんなそれが分かってますからね。「こいつ、部下に育休取らせなかったから下げてやろう」なんて、実際にはしませんでしたけれど。

宗貞:ポスターも、制作したのは広報部ですけど、すべてのアイデアは木谷が起案したものです。彼が非常にアグレッシブに推進したのが、これまでの結果につながっていると思います。

社員の注意をひくために、様々なポスターを考案

ー ポスターを作ろうと思われたのはなぜですか?

木谷:社内で何かを告知をするときは社内のグループウェアに載せるんですが、これは一度見たら二度と見直すことはないんですよ。でも、ポスターにして貼っておけば何度も目につくわけですよね。さらに、ポスターに載っているのが自分の知っている社員だったら、「おぉっ」と思ってより注意深く見てくれる。ここが狙い目です。

ー それで、何種類ものポスターを作ってこられたんですね。

木谷:ずっと同じものだと、景色になってしまって目に入らなくなるんでね。だからある程度の間隔で変えていこうと、いつも次のポスターのアイデアを考えていました。アイデアが出たら広報に「こんなんで作って」とラフなデザインを持っていき、きれいにデザインしてもらって、食堂とか通用口とか、社員の目に入る場所に貼っていました。

ー 最初に作ったのが、「皆の者、続け!」とあるものですか。

木谷:ここに写っているのは男性育休の第3号になった社員ですね。「1号が出て、2号が出て、3号も出た。皆の者、続け! 」というイメージで戦国武者がのぼりを立てて、というのをデザインしてもらいました。

2006年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)
2006年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)

ー 第1号が21日間、第2号が23日間、第3号が30日間とあります。「何日以上取りなさい」というルールがあったのですか?

木谷:私は1週間でも2週間でも、と言っていました。2〜3日では普通の有給休暇と変わらない。育児のために取ったと考えられるのは最低1週間だと思いますから、5日休んでくれたら育休1人とカウントするようにしていました。あくまで、自分の中でのルールです。

たまたま5人目までは全員20日以上取りましたけど、そのうちみんなが取得の仕方も工夫してくれるようになりました。有給を使えば自分の好きな時期に取れますから、お子さんが生まれた直後とその後とで2回に分けて取るような社員も出てきて、「そういうやり方もあるんだね」とこっちが教わったみたいな感じですね。

ー こちらのポスターには「特別有給」も活用できると書いてありますが、「特別有給」とは?

2007年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)
2007年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)

木谷:社内でいろいろな種類の特別有給がありまして、それぞれの事由に応じて決められた日数だけ、年次有給以外に休めるというものです。男性育休については3日間の特別有給が使えます。

ー こちらは文字が大きく配置されていて、これまでのものとは違う雰囲気ですね。

2008年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)
2008年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)

木谷:これはクロスワードパズルからヒントを得ました。「男も休む」「男なら休む」で「男休(だんきゅう)」という言葉を流行らせようと思ったんですよ。ところが同じ時期にイクメンという言葉が出てきて、イクメンに負けました(笑)。

ー 流行らなかったですか。

木谷:全然! 「育児は男の義務である」と強く言い切ってみたんですけどね。「男休」、なかなかいいでしょう?

ー はい(笑)。強く言い切った背景には、なかなか育休を取らない人がいたわけですか?

木谷:そうですね。会社は広島の西条(東広島市)という田舎ですから、ご近所に夫婦どちらかの両親もいたりして、「自分が休まんでも、じいちゃん、ばあちゃんが見てくれるんです」とか、そういう人もいましたね。東京なんかだと考えられないかもしれないですけど。

ー 木谷さんとしては、それでも取得してほしいという考えですか?

木谷:ええ。自分も子どもが3人いますけど、一番大変なのは、お母さんが赤ちゃんと一緒に病院から戻ってきたときですよね。昼夜を問わず泣くからリズムなんてなくて、お母さんがとても疲れている。そういう大変なときに、1週間でも10日でもいいから休んであげなさいと、ずっと言ってきました。

ー そう言ってくれる上司がいたら、とてもありがたいと思います。こちらは、求人広告風ですね。

2012年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)
2012年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)

木谷:これを作った2012年と前年の2011年は、男性の育休者がいなかったんですよ。それで、「急募」という形で呼びかけたんです。

ー 何か理由があったんでしょうか?

木谷:アピールが足りなかったのかな。取り組みを始めてから5年経って、私もちょっと気の緩みがあったのかもしれないですね。あと、年平均で40人くらい子どもが生まれますが、年によって女性社員が多いときと男性社員が多いときと、波もあるんです。たまたま、子どもが生まれる男性社員が少なかったのかもしれません。

「イクボス」なんて当たり前、騒ぎ過ぎだと思う

ー こちらは翌年の2013年のポスターです。

2013年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)
2013年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)

木谷:林修先生の「今でしょ!」のフレーズをそのまま使わせていただきました。

ー こちらの「育休五段活用」も、学校っぽいイメージですね。

2015年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)
2015年に制作されたポスター (画像提供:株式会社サタケ)

木谷:これはお風呂に入っているときに思いついたんですが、後から「今でしょ!」のポスターと黒板のデザインがかぶっているのに気づいて、「失敗したな〜」と思ったんですよね。まあ、だれも何も言わないからいいかな、と。

ー 「イクボス」という言葉も出てきますね。

木谷:世間ではイクメンが流行った後、今はイクボスだ、という流れになっていますね。ただ、私はイクボスというのはちょっと違うかなと思って、あまり熱心には参加していないんですけどね。

ー 木谷さんは、まさにイクボスの代表みたいな方だと思いますが。

木谷:だから「当たり前じゃないか」と思うんですよ。なんで当たり前のことを「イクボス、イクボス」って騒ぐんだって。まあ、よその会社では私のように熱く燃えているやつがいないんでしょうね。だからまずはイクボスを作らなきゃいけない、というところに行ったのでしょうが、もう燃え盛っている人間には関係ないわ、という感じです。

ー なるほど。この「五段活用」のポスターが最後になりますか?

木谷:これが2015年で、私が人事部長だった2018年まで作りました。オリンピックの東京招致が決まったタイミングで、(近代オリンピックの父と言われる)クーベルタンさんの「参加することに意義がある」という言葉をもじって「育休も参加することに意義がある」と呼びかけたり。

ー 今の人事部長も、ポスターを作られているんでしょうか?

木谷:交代して日が浅いので、ポスターの話は出ていないですね。「俺が作るぜ」って言ったら「いいですよ。作ってください」って言いそうな気はしますけどね(笑)。

育休取得者に対する周囲の目線もポジティブに

ー 特に思い入れのあるポスターはどれですか?

木谷:「皆の者、続け!」というポスターですね。これを作ったとき、ファミリー・フレンドリー企業表彰の「厚生労働大臣優良賞」をもらったんです。当時の代表が厚生労働省厚生労働大臣室で賞状をいただいたのですが、厚労省の担当の方が「このポスターを使っていらっしゃるんですよ」と持ってきてくれたんですよね。私は代表にポスターを見せていなかったのですが、秘書がうまく言い訳してくれて(笑)。そんな思い出のあるポスターです。

ー そんなことがあったんですね! いろいろなポスターに社員の方が登場されていますが、皆さんとても協力的なんですね。

木谷:そうですね。ポスターだけでなく地元のテレビの取材があるときなんかに「インタビューを受けてくれる?」と話すと大概OKしてくれますね。もちろん、出てくれそうな人に頼むんですけど。

ー 育休を取ることがポジティブに受け止められているということですよね。世の中には、育休を取ったら会社にいづらくなった……みたいな話もありますが。

木谷:そういうのはないですね。最初の頃は、育休を取った社員の人事考課をチェックしてみたりもしたんですよ。でも、育休後に悪い評価を付けられているということはありませんでした。会社全体が「男性の育休OKよ」という雰囲気になっているので、周りも「お、テレビに出るんか! ええのう」みたいな感じで受け止めていますね。

ー 素晴らしいですね。グループウェアとポスター以外にも、社内への呼びかけの手段がありましたか?

木谷:広島本社内だと私の影響も及びやすいのですが、営業所なんかにはなかなか情報が届きにくいですよね。それでも、出張で大阪の営業所に行ったときに「誰か子ども生まれる人いない?」と聞いたら「生まれますよ」という社員がいたので、支店長に「彼、子どもが生まれたら休ませてください」って話したりして。それが、営業所の男性が初めて育休を取ったケースになりました。その彼には社内報に出てもらいましたね。

ー 身近に前例ができると、後に続きやすくなりますね。

木谷:そうです。だから社内報というのは、営業所にも広めていくのに有効でした。

男性の育休取得、会社にとってのメリットは

ー 木谷さんは、イクボスなんて当たり前だとおっしゃいますが、人手不足などを理由になかなか積極的に推進できない会社もあるようです。男性の育休が増えることの、会社にとってのメリットはなんですか?

木谷:社員が喜ぶのが一番ですよね。私は「福利厚生」ではなく「福利幸成」と言ってます。社員が「幸せに成る」ための制度だから、どんどん広めればいいんじゃないかと思ってます。

休まれると大変、なんて言いますけど、育休って「いつまで」という終わりが見えてるんですよね。そこが介護や病気や怪我による休みとは違うところです。病気や怪我だったら、復帰しても以前と同じようには働けないかもしれません。でも、育休なら計画通りに戻ってくるし、前と同じように働いてくれます。病気や怪我と比べたらはるかにいい休みですよ。ポジティブに考えればいいと思います。

ー 確かに。社員を幸せにするためということですが、お父さんが育休を取ることは、本人だけでなく家族の幸せにもつながりますよね。最初に育児に深く関わると、その後の子育てへの関わり方も変わってきそうです。

木谷:そう思います。うちは社内保育室がありますが、利用者の半分くらいはお父さんが連れてきます。その中には育休を取った人も取っていない人もいますが、結構、子育てに関わろうという雰囲気ができてきているな、と思いますよ。

男性がもっと子育てに関われる会社、世の中にするには

ー 社員の子育てを応援したいという会社に、なにかアドバイスがあればお願いします。

木谷:うちは社員数も売上もそれなりにある会社の、あくまで一例ですから、全部同じようにやってくださいというのは無理ですよね。でも、何かひとつでも参考にしてもらえれば嬉しいですね。

例えば、うちの場合は子どもが生まれたらお祝い金を出します。今は何人目でも10万円。何年かかけて引き上げていきましたが、当初は1万円でした。中小企業であっても、社長が飲みに行くのを1回我慢すれば出せる金額です。無理せずに、できることからやればいいんじゃないかと思うんですよ。

育休についても、「休まれたら困る」という社長さんがいるかもしれません。でも、インフルエンザにかかれば1週間くらい休むわけです。子どもが生まれた社員もインフルエンザに罹ったようなものだと思って休ませたらいいんじゃないでしょうか。発想の転換だけでできるようになることもありますよ。どうしても人が足りなければ、社長さんが自分でラインに入るんですよ。

ー 木谷さんのお話を伺っていると、社員のためになることを、ポジティブに捉えてやっていくということが大事だと感じますね。男性の育休の制度について、国に対する提言はありますか?

木谷:国も都道府県もいろいろ努力して、ここのところ少しずつ男性の育休取得率も伸びてきていますよね。ただ最初に言ったとおり、男性が育休を取ると家庭の収入が減ってしまうというところを根本的に解決しない限り、長期で休む人は増えないでしょうね。日本がまだまだ男性中心の社会である、というところも含めての話かもしれません。

ー 今の制度では、育休を開始してから6ヶ月間は休業開始前賃金の67%に相当する額の育児休業給付金が出ます。それをもう少し引き上げるべきだと?

木谷:それでも3割以上減るということですからね。我々はノー残業を徹底しまして、そうすると年収が減るので、辞めていった社員もいるんですよ。これまでに実現していた生活レベルを、給料が減るからといって落とすとなると、本人だけでなく家族の問題になります。生活レベルを落とすくらいなら「子どもは自分で見るから、あなたは働いて」という奥さんも、それなりにいると思いますよ。

ー 育休を取得しやすくするのはもちろんですが、子どもを育てやすい社会にしていくという、より大きな視点が重要ですね。サタケさんの取り組みは、その点でも非常に参考になるものだと思います。お話いただき、ありがとうございました。

※筆者注:取材中は「もう人事部のことには口を出さない」とおっしゃっていましたが、数日後に木谷さん発案の2021年版のポスターができたというご連絡をいただきました。「何時?」に「育児!」と答えるという、木谷さんらしいアイデアが盛り込まれたデザインです。

(画像提供:株式会社サタケ)
(画像提供:株式会社サタケ)

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フリーライター(テーマ:働き方、経営、企業のIT活用など)

コクヨ、ベネッセコーポレーションで11年間勤務後、独立(屋号:みらいfactory)。2013年より、組織人の新しい働き方、暮らし方を紹介するウェブマガジン『My Desk and Team』を運営。女性の働き方提案メディア『くらしと仕事』(http://kurashigoto.me/ )初代編集長(〜2018年3月)。『平成27年版情報通信白書』や各種Webメディアにて「これからの働き方」、組織、経営などをテーマとした記事を執筆中。著書『本気で社員を幸せにする会社 「あたらしい働き方」12のお手本』(日本実業出版社)

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