【腎細胞がんが進行すると現れる症状5選!】-その症状は"腎細胞がん"のサインかも?-
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おがちゃん先生です。
今回は…
『腎細胞がんが進行すると現れる症状5選』
を紹介していきます。
腎臓について
腎臓は、腰の辺りに左右1つずつある臓器で、代表的な働きは「尿をつくる」ことです。
腎細胞がん(腎がん)とは?
腎臓は、ざっくりと尿をつくる部分(腎実質)と、尿が集まる部分(腎盂)に分けられます。
このうち、尿をつくる部分(腎実質)の細胞ががん化して悪性腫瘍になったものを「腎細胞がん」といいます。
一般的に腎がん(または腎臓がん)といったら「腎細胞がん」を指します。
腎細胞がんの原因(危険因子)は?
腎細胞がんは、環境因子や遺伝因子が関与していると考えられています。
具体的には、肥満や高血圧・喫煙などの「生活習慣病」は、がんの発症リスクを高めます。
また、女性限定ではありますが、赤身肉の摂取量が多いほど腎細胞がんを発症しやすいとされています。
腎細胞がんの症状は?
腎細胞がんの早期では"無症状"です。
なので、健診や他の目的で検査をした際に、偶然発見されることが多いです。
そして、進行すると様々な症状が現れることがあり、今回はその症状を"5つ"紹介します。
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①肉眼的血尿(目で見てわかる血尿)
1つは「肉眼的血尿」です。
肉眼的血尿というのは、"目で見て血の色がわかる尿"のことをいいます。
また、"目で見ただけでは血尿とはわからないけど、検査をしたら赤血球が混じっていた"場合は「顕微鏡的血尿」といいます。
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②腰や背中の痛み
2つ目は「腰や背中の痛み」です。
腎細胞がんが小さい頃に痛みが出ることはほとんどないですが、大きくなると腰や背中に痛みが生じることがあります。
ただし、腰や背中の痛みに関しては、腎臓の他の病気や、膵臓の病気などでも起こることはあります。
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③腹部の腫瘤(しゅりゅう)
3つ目は「腹部の腫瘤(しゅりゅう)」です。
腫瘤とは、コブや固まりのことで、腎細胞がんが大きくなると、お腹にしこりや腫れのようなものが触れられることがあります。
「①の肉眼的血尿」「②の腰や背中の痛み」「③の腹部の腫瘤」は、古典的3徴とよばれます。
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④体重減少・倦怠感などの全身症状
4つ目は「体重減少・倦怠感・発熱・貧血などの全身症状」です。
これは、腎細胞がんに限った症状ではありませんが、がん患者ではこういった全身症状が起こることがあります。
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⑤腫瘍髄伴症候群
5つ目は「腫瘍髄伴症候群(しゅようずいはんしょうこうぐん)」です。
少し難しい言葉ですが、「腫瘍髄伴」という部分は「がんに伴う」という意味を示します。
これは、がん細胞が分泌する物質によって、様々な症状(赤血球増多症・高カルシウム血症・発熱など)を引き起こす症候群です。
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また、がん細胞が転移・浸潤(広がること)して、他の臓器に広がると、この他の症状がみられることもあります。
最後に
腎細胞がんの早期発見には、腹部超音波検査をうけることが推奨されています。
※確定診断にはCT 検査が有用.
早期発見・治療のためには、定期的に人間ドックのなどの検診を受けることが大切です。
では、今回はここまでです。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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おがちゃん先生について
● ウィルワン整体スクール卒
● インスタグラムフォロワー1.6万人超
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学オンラインサロン運営
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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