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おがちゃん先生です。

今回は…

『バセドウ病になると現れる症状７選』

を紹介していきます。

バセドウ病とは？

「バセドウ病」とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。

そもそも「甲状腺ホルモン」というのは、ノドぼとけの下辺りにある「甲状腺」という臓器から分泌されています。

甲状腺ホルモンは全身の代謝を活発化させる、いわゆる"体のアクセル"のようなホルモンです。

甲状腺ホルモンは大切なホルモンですが、バセドウ病のように、"過剰に分泌"されてしまうと、様々な症状に繋がります。

バセドウ病の原因は？

バセドウ病では、自己免疫疾患のひとつで…

甲状腺を刺激する抗体（TSH受容体抗体）が間違ってつくられてしまい、甲状腺が刺激され続けることで、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されます。

バセドウ病は、女性に多い病気で、男女比は1：3～5くらいです。

バセドウ病の症状は？

バセドウ病では、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで起こる症状（甲状腺機能亢進症）が起こります。

では、具体的にどんな症状が現れるのか？

今回は、その症状を７つに分けて解説します。

①首（甲状腺）の腫れ

バセドウ病では、甲状腺が刺激され続けることで、首（甲状腺）が腫れてきます。

若い人は目立ちやすいことが多く、高齢者ではそれほど大きくならない傾向がありますが、人それぞれの程度は異なります。

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②眼球突出

眼球の奥にある筋肉や脂肪の組織が炎症を起こし、体積が増えることで、眼球が前方に押し出されると考えられています。

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③頻脈・動悸

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、心臓の働きが活発的になり、頻脈や動悸などの症状が現れることがあります。

「①の首の腫れ」「②の眼球突出」「③の頻脈」はバセドウ病の代表的な症状で、『メルゼブルグ三徴』とよばれています。

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④手指のふるえ

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、指先が小さく、こまかく、速くふるえてしまうという症状が現れることがあります。

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⑤暑がり・汗をかきやすい

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、体がほてり、暑がりになり、動いていないのにじとっと汗をかくことがあります。

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⑥体重減少・痩せる

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、代謝が亢進されるため、いくら食べても太らない。

または、痩せてくるという状態になります。

また、消化管の働きが活発になることで、「下痢ぎみ」になることもあります。

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⑦イライラ・不安

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、イライラ・不安などの精神症状も現れることがあります。

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注意点

バセドウ病で起こる、暑がり・汗をかきやすい・イライラなどの症状は「更年期障害」の症状でも起こることがあります。

なので、「バセドウ病」と「更年期障害」の鑑別のためにも、不安がある場合には、一度、病院での検査をおすすめします。

最後に

甲状腺の代表的な病気で「橋本病」があり、この病気も首（甲状腺）が腫れてきます。

しかし、橋本病は、バセドウ病とは逆で「甲状腺ホルモンの分泌が低下」します。

橋本病の記事は以前に書いてますので、宜しければ、そちらもご覧ください。

では、今回はここまでです。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました

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