【動脈硬化が進行している"3つ"のサイン!】-その症状は「動脈硬化」が進行しているサインかも?-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は『動脈硬化が進行しているサイン』かもしれない"3つの症状"を紹介していきます。
動脈硬化ってなに?
健康な動脈は、しなやかな構造をしていますが、血管の壁が硬く、厚くなることがあります。
このような状態を「動脈硬化」といいます。
動脈硬化は「加齢」とともに進行していきます。
また、高血圧・高血糖・脂質異常症・喫煙・ストレスなどは動脈硬化が進行しやすくなります。
そして、動脈硬化は進行するまで自覚症状が現れにくいですが…
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進行すると、心筋梗塞・脳梗塞・ASO・腎不全などの合併症につながってしまいます。
では、本題の『動脈硬化が進行しているサイン』かもしれない"3つの症状"をみていきましょう。
①一時的な胸の痛み(狭心症)
まず1つ目は『一時的な胸の痛み』です。
動脈硬化によって「プラーク」という"コブ"のようなものがつくられることがあります。
そして、心臓に酸素や栄養を送る血管(冠動脈)にプラークができることで…
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心臓に十分な酸素を届けることができず、一時的に虚血が起き、胸の痛みなど現れます。
いわゆる「狭心症」です。
また、最初は3〜5分ほど胸の痛みでも、進行すると「心筋梗塞」が発症することがあります。
心筋梗塞では、20分以上続く強い胸の痛み・冷や汗・左肩や顎の痛みなどが起こります。
②一時的な手のしびれ・脱力感(TIA)
2つ目は『一時的な手のしびれ・脱力感』です。
これは「TIA(一過性脳虚血発作)」といって、脳梗塞の初期症状ともいえるものです。
脳への血流が一時的に悪くなることで、手のしびれや脱力感などが起こります。
多くは、数分で消失します。
しかし、TIAの発作後、10〜20%が90日以内に脳梗塞を発症するといわれています。
なので、十分注意が必要でしょう。
③歩くと足が痛い(間欠性跛行)
3つ目は『歩くと足が痛い』といった症状です。
これは足の動脈硬化が進行することで、血流が悪くなり起こる症状で「間欠性跛行」とよびます。
多くは、数分間休むめば歩けるようになります。
進行すると、安静にしていても足が痛かったり、ただれ(潰瘍)が起こることもあります。
ここまでが『動脈硬化が進行しているサイン』かもしれない"3つの症状"です。
似たような症状や不安がある方は、早めの医療機関への受診をおすすめします。
最後に動脈硬化の予防方法を紹介します。
動脈硬化を予防しよう!
前述したように動脈硬化は加齢とともに進行するので、"進行に拍車をかけない"ことが大切です。
具体的な予防方法を下に記載します。
- 塩分を摂りすぎない
- 過食を控える
- 禁煙(受動喫煙も避けた方が良い)
- 肥満の解消
- 適度な運動
- ストレス解消
- お酒を飲みすぎないなど…
また、定期的に健康診断を受けることも大切なので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
では、今回はここまでです。
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併せて読みたいおすすめ記事
●「下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)」
→動脈硬化が進行すると起こる足の痛み?
●「脳梗塞の初期症状5選!」
→脳梗塞のサインともいえる"TIA"とは?
●「心不全になると現れる症状5選!」
→心臓が悪くなるとどんな症状が現れる?
●「心筋梗塞の症状・原因・予防法!」
→心筋梗塞が起こるとどうなるの?
(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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おがちゃん先生について
● ウィルワン整体スクール卒
● インスタグラムフォロワー1.5万人超
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学オンラインサロン運営
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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