「足が痛くて歩くのが辛い!」-それ"足の動脈硬化"が進行しているサインかも?-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「動脈硬化」が原因で起こる
「足の痛み」について解説していきます。
動脈硬化と足の関係
「動脈硬化」は、血管の壁がもろく、
弱くなってしまった状態で、放置すると、
脳卒中などの "重大な合併症" に繋がります。
そして足の動脈硬化が進行して、
血液の流れが悪くなり、歩行に支障を来すのが
「下肢閉塞性動脈硬化症(以下:ASO )」です。
下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)の特徴
ASOは軽傷〜重症(Ⅰ度〜Ⅳ度)までの
4段階に分けられます。
●Ⅰ度:無症状(またはしびれや冷え)
●Ⅱ度:間欠性跛行(かんけつせいはこう)
●Ⅲ度:安静にしていても足が痛い
●Ⅳ度:ただれや潰瘍・壊疽(えそ)
進行に応じて、このような症状が現れます。
※間欠性跛行(かんけつせいはこう)…
歩くと足の痛みや疲労感が強くなり、
数分間休むと、また歩けるようになる状態。
Ⅳ度まで進行すると、
足を切断しなければならないケースもあります。
こういう人はASOを発症しやすい!
特に60歳以上の男性で、高血圧・糖尿病・
脂質異常症・喫煙歴などの動脈硬化の危険
因子がある方は、ASOを発症しやすいです。
また女性の場合も閉経後は、動脈硬化
が進行しやすいため注意が必要です。
最後に(注意点)
ASOが進行している方は、
心臓や脳の血管でも動脈硬化が進行
している可能性があるので注意です。
足の痛みが続く方は「年のせい」と放置せず、
早めに医療機関へ受診するようにしましょう。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
・インスタグラムフォロワー1.5万人超
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・bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
・解剖生理学オンラインサロン運営
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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