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おがちゃん先生です。

今回は…

"心不全になると現れる症状５選"

紹介していきます。

心臓はどんな臓器？

心臓は、握りこぶし大ほどの大きさで

全身に血液を送り届けるポンプの役割

をしている臓器です。

心不全ってなに？どんな状態？

『心不全』を、簡単に説明すると、

心臓の"ポンプ機能が低下した状態"で、

徐々に悪くなり、生命を縮める病気です。

では、心不全ではどんな症状が現れるのか？

"心不全になると現れる症状５選"紹介します。

①だるさ・疲れやすい

１つ目は『だるさ・疲れやすい』です。

心不全では、血液を送り出すポンプ機能が低下

しているため、全身に酸素を十分に届けられず、

だるさや疲れやすいといった症状が現れます。

②呼吸困難の症状（息切れなど）

２つ目は『呼吸困難の症状』です。

血液は…

1.「心臓」から送り出される。
↓
2.「全身」を巡り、酸素を届ける。
↓
3.「心臓」に戻ってくる。
↓
4.「肺」にいって酸素を取り入れる。
↓
5.「心臓」に戻る。という循環をしています。

そして心不全では、

肺と心臓の間で、血液の流れが悪くなり、

「肺に水が溜まる（肺水腫）」という状態に

なってしまい、呼吸困難の症状が現れます。

また、心不全により酸素を全身に十分

に届けることができず、少しの運動で

息ぎれがする。ということもあります。

③動悸（どうき）

３つ目は『動悸（どうき）』です。

心不全になると、心臓から送り出される

血液量（心拍出量）が減少するため、

全身に届けられる酸素の量も低下します。

しかし、

なんとか酸素を届けなければいけないので、

心臓が頑張って働き「動悸」が起こります。

④むくみ（浮腫）

４つ目は『むくみ』です。

心臓は全身に血液を送り出す"ポンプ"です。

なので、心不全になると、

血液の循環が悪くなり、むくみがおこります。

また、腎臓に送られる血液量が減少して、

正常な量の"尿をつくることができない"と、

余分な水分溜まり、むくみが起こります。

⑤体重が増える

５つ目は『体重が増える』です。

心不全では、血液の循環が悪くなるため、

余分な水分が溜まり、体重が増えます。

１週間で、２〜３kg以上増えるような

急激な体重の変化は注意が必要です。

心不全を予防するには？

心不全の危険因子として、

高血圧・糖尿病（高血糖）・喫煙・ストレス・

肥満・アルコールの多飲などがあげられます。

なので、高血圧や糖尿病の予防をする

ことが心不全の予防につながります。

もちろんその他の、禁煙・肥満の解消

・お酒を飲みすぎないことも大切です。

特に『高血圧』は、

心臓の病気の最大の危険因子ともいえます。

最後に

息切れ・疲れやすいなどの症状は「年のせ

いだから…」と、放置されがちな症状です。

しかし、それは心臓が悪くなっているサインの

可能性もあるので、いくつか症状が当てはまる

方は、一度、病院での検査をおすすめします。

では、今回はここまでです。

参考になれば幸いです。

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