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久保建英がレアル・ソシエダで機能しない理由。必要な「サイド捨て」守備の打破。

森田泰史スポーツライター
日本代表でプレーする久保(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

代表で好パフォーマンスを披露した選手が、所属クラブで活躍できない。

そういう現象が、フットボールの世界で、時々、起こる。逆も、また然り。例えば、リオネル・メッシは、バルセロナで披露しているようなパフォーマンスを、アルゼンチン代表でできないと言われ続けていた。

筆者作成
筆者作成

ここで取り上げるのは、久保建英だ。先のインターナショナルウィークでは、森保ジャパンの一員として素晴らしいプレーを見せた。一方、レアル・ソシエダでは、スタメン落ちの危機に瀕するなど、少し苦しんでいる。

ドリブルする久保
ドリブルする久保写真:つのだよしお/アフロ

まず、日本代表における久保に触れたい。

現在、森保一監督は3バックを導入している。【3−4−2−1】の布陣で、久保には右シャドーのポジションが与えられている。

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スポーツライター

執筆業、通訳、解説。東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。日本有数のラ・リーガ分析と解説に定評。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『DAZN』『U-NEXT』『WOWOW』『J SPORTS』『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』『Foot! MARTES』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。

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