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生だから美味しい!フレッシュいちごのミルクプリンのレシピと失敗しないための温度管理

お天気ママ料理研究家&気象予報士

いちごの美味しい季節になりました。いちごはそのまま食べる方が多いと思いますが、ソースにしてミルクプリンにかけると、春らしいデザートになりますよ。この時は、いちごは生のままソースにするのがおいしさのポイントです。

そこで今回は、フレッシュいちごのミルクプリンのレシピを紹介します。失敗しない温度管理のコツも紹介するので、ぜひお試しくださいね。

生でもとろっとしたソースに

いちごをソースにする時、加熱するレシピが多いですが、生のままのほうがフレッシュ感があって、断然おいしいソースになります。切ってお砂糖をふりかけておくと浸透圧で水分が出てくるので、トロっとしたソースになるので簡単です。生だからこそのフレッシュな味わいを楽しめますよ。

ゼラチンは温度管理が大事

ゼラチンで冷やし固めるデザートは、手間いらずで簡単ですが、じつは温度管理が重要です。これを怠ると、「固まらなかった」「ブツブツになった」など、失敗の原因にもなります。温度を少し意識するだけで失敗なしで作ることができますよ。下記の温度に気を付けてくださいね。

粉ゼラチンを溶かすとき⇒80度~沸騰手前
液体と合わせる時⇒40~50度(お風呂くらい)
冷やし固める⇒5度前後(冷蔵庫)

レシピ

■4人分
いちご=120g
粉ゼラチン=1袋(5g)
熱湯=大さじ3
A.牛乳=300ml
A.グラニュー糖=大さじ3
B.グラニュー糖=大さじ2
B.レモン果汁=大さじ1/2
※牛乳の3割くらいを生クリームに代えると、濃厚な仕上がりになります。

作り方

①-レンジ加熱
耐熱容器に、【A】をふりかけて、ゼラチンが溶けるまでよく混ぜる。
※粉ゼラチンは80度~沸騰手前くらいの温度で溶かす必要があります。温度が下がって溶けない場合には、レンジで10秒くらい温めて、よく混ぜて溶かしてください。

②-レンジ加熱
②に【A】を加えて、レンジで1分30秒加熱して温めて、混ぜる。

※お風呂くらいの温度まで温めてください。

③-冷やす
②をカップに注ぎ、粗熱が取れるまで常温に置き、冷蔵庫で3~4時間冷やす。

※仕上げにいちごソースをかけます。ミルクプリンの高さで7~8割くらいになるような器を選んでください。

④- ソースづくり
いちごはヘタを取って6~8等分にし、【B】を加えて混ぜ、ラップをして冷蔵庫で冷やす。

※いちごに傷んだ部分があったら、取り除いてください。
※冷やしている間に、浸透圧でいちごから水分が出て、とろっとしたソースになります。
※最初に混ぜた時点で、グラニュー糖が溶け切らなくてもOKです。

⑤-盛り付け
③に④をかけ、お好みでミントを添える。

※ソースをかけたあと時間が経つと、境目がにじんできます。食べる直前にソースをかけてください。

まとめ

・いちごは加熱しなくてもトロっとしたソースになる
・いちごは加熱しないほうがおいしい
・ミルクプリンを作るときは温度管理が大切

ゼラチンスイーツは、温度管理に気を付ければ、とっても簡単に作れますよ。ぜひ作って、春のスイーツを楽しんでくださいね。

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料理研究家&気象予報士

せっかちな性格と気象・薬膳の知識を生かして、時短簡単で体にいいレシピや裏ワザを紹介しています。 現在、2児の子育て中の有職主婦。 すぐに作れる副菜や簡単すぎる麺類の料理が得意です。 熱中症予防・夏バテ予防、冷え性の改善、花粉症の軽減など、 季節病・気象病のレシピも随時紹介しています。 ■有資格 気象予報士 健康気象アドバイザー 国際中医薬膳師 食生活指導士®2級

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