【膣と直腸が貫通!直腸膣瘻闘病記③】出産後の苦しみ…。現れ始めた兆候
こんにちは。繁和泉です。前回(第2話)は、長男の出産の詳細についてお話ししました。
予想よりも600gも大きかった子ども。今回は、出産後の辛い日々と、それに伴う痛みとの闘いが始まる様子をお届けします。
出産翌日より母子同室開始!しかし…会陰切開部の痛みが強烈で動けない
出産を終えた翌日から、いよいよ母子同室が始まりました。新生児の育児は、初めての経験でありながらも、我が子の可愛さに支えられ、なんとか乗り越えようとしていましたが…。
しかし、実際には会陰切開による痛みが私を苦しめていたのです。
特に会陰切開をした右側が非常に痛く、右を下にした姿勢だと痛みが一層増すため、思うように体を動かすことができませんでした。
右側を下にして寝ると、その部分に激しい痛みが走り、自力では起き上がれない状態でした。
座っているとより痛みが強くなり、立って歩くのもつらい
座っているととくに痛みを感じることが多かったです。
日常的な動作すらも痛みとともに戦わなければならず、特に会陰部の痛みは耐えがたいものでした。その中で数時間ごとにしなくてはならない授乳。
わが子は首も座っていないので、座った姿勢で授乳枕を使用して授乳するのですが、この時間がとても苦痛でした…。
立ち上がって歩くことも一苦労…。
会陰切開部の痛みがひどく、歩くたびに鋭い痛みが走りました。
円座を使用しても痛くて座れない
痛みを少しでも和らげるために、助産師から円座をもらいました。
しかし、円座を使用しても座ることができず、痛みを軽減するどころか、座ること自体が大変な状態でした。痛みがひどくて、円座は全く役に立ちません。
同じ日に出産した他のママさんたちも、会陰切開による痛みを訴えていましたが、私が一番痛がっているように感じました。
他のママたちは痛いと言いながらも授乳中は静かに座れている様子でしたし、座り続けられていたのですが、当時の私は「こんなもんか」と異変に気が付けなかったのです。
出産翌日は、まだ周囲の人との大きな違いは感じなかった
出産翌日は、まだ周囲の人々との大きな違いを感じることはありませんでした。痛みや辛さを乗り越えて、なんとか育児を続ける覚悟を決めましたが、この苦しみが後にどれほど大きな問題となるかは、その時点では予想もつかなかったのです。
次回は、この苦しみがどのように進行していったのか、そして私の体がどのように直腸膣瘻に苦しむことになったのかを詳しくお話しします。どうぞお楽しみに!