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「20年間宣伝無しで売れ続ける」ほぼ“芋”の「芋ようかん(150円)」驚きなのはその「断面」藤沢市

ころんころライター(藤沢市)

藤沢市のみなさまこんにちは。今日も3時のおやつタイムを心待ちにしている、筆者ころんころです。本日のおやつは藤沢市片瀬海岸にある『和菓子司 扇屋』の「芋ようかん(150円)」です。

江ノ電の旧車両がめり込んだ外観
江ノ電の旧車両がめり込んだ外観

江ノ島や鎌倉を訪れる観光客、江ノ電ファン、そして地元の人たちから長きにわたり愛される「江ノ電の旧車両がめり込んだ」和菓子屋さん『和菓子司 扇屋』。昨年4月には、名物の「江ノ電もなか」をご紹介しました。今日は秋冬限定販売の「芋ようかん」に迫ります(2024年2月頃までの販売を予定)。

「芋ようかん」
「芋ようかん」

色み、そして表面の質感も「お芋そのもの」に見えるこの商品。繊維までしっかりと確認できる姿に「お芋をくり抜いたものでは...?!」とわが目を疑うほどです。

『和菓子司 扇屋』の店主・杉並さんにお話をうかがうと、「芋ようかん」は20年前から店頭に並び始めた商品とのこと。当時は秦野市のさつまいもを使用していましたが、ここ10年ほどは藤沢市内で収穫された「ベニアズマ」を使っていると教えてくれました。そのお味は…

まさに素材の味わいが生きた美味しさ。


「ベニアズマ」のホクホク感と、昔ながらの懐かしい甘みが口の中いっぱいに広がります。杉並さんは「商品を作る際『ベニハルカ』などでも試したのですが、当店の『芋ようかん』には『ベニアズマ』が向いていました。お芋の繊維もわざと残し“お芋らしさ(芋芋しさ)”を大事にしています」と話します。いやホント、芋好きにはこの“お芋らしさ”が最高。目をつむって食べたら「羊羹」か「本物のお芋」かわからないかもしれません。。。

「お芋そのもの」にしか見えない驚きの断面...
「お芋そのもの」にしか見えない驚きの断面...

SNSやホームページなどを持たない『和菓子司 扇屋』ですが、宣伝せずとも毎年販売を楽しみに訪れるファンも多い「芋ようかん」。お芋好きさんの心をつかんで離さない特別なひと品なのは言うまでありませんが、小さな子どもやシニアの方でも食べやすい「栄養のある優しいおやつ」とも言えそうです。季節限定商品ですので、気になる方はぜひお早めに店頭へ(2024年2月頃までの販売を予定)。

◇『和菓子司 扇屋』の年末年始の和菓子情報◇

年始は「花びら餅」の販売を予定しています(販売は2024年1月中。牛蒡(ごぼう)も『和菓子司 扇屋』で煮ています!)。『龍口寺』や『江島神社』への初詣の際はぜひお立ち寄りください。

基本情報
店名:和菓子司 扇屋(Rettyページ
住所:藤沢市片瀬海岸1-6-7
アクセス:江ノ島電鉄「江ノ島駅」より徒歩3分
電話:0466-22-3430
駐車場:無し(近隣の有料駐車場をご利用ください)
※詳細は『和菓子司 扇屋』へお問い合わせください。
※ジャンル:スイーツ 和菓子 お土産


取材・校正協力 和菓子司 扇屋 杉並 様

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所超え。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※毎週日曜の20時10分に、LINEを通じて1週間分の記事を「まとめてお届け (ダイジェスト配信)」しています。友だち追加すると、藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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