【京都市】山科区 四季美しい疏水沿いにある「本圀寺」の『九頭龍銭洗弁財天』で龍に金運アップ祈祷♪
京都の山科という地域には、歴史や文化がいっぱい詰まっています。
その中でも四季折々の季節が楽しめる「琵琶湖疏水」は地元の人にも大変人気のある散歩道。
「高津商会」も関係のある「日本映画」の歴史など、文化の継承にも琵琶湖疏水が一役かっています。
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・「山科琵琶湖疎水」と井上馨らによる「扁額」に見るその歴史と綺麗な桜たち♪
桜の季節になれば淡い色の可愛らしい花びらいっぱいの桜とともに、散り際には花筏が疏水の水に見られ、その美しさに感動します。
秋の季節には、圧巻の紅葉の美しさに感嘆するとともに、疏水ぞいに昔からある神社仏閣とのコントラストを楽しみに多くの人が訪れます。
その山科疏水沿いに、日蓮宗大本山の「本圀寺」はあります。
山科疏水にかかる鮮やかな朱塗りの正嫡橋を渡ると現れる大光山「本圀寺」は、日蓮(法華)宗総大五山の初発唯一の寺、大本山(霊跡寺院)です。
日蓮宗門最初の霊跡寺院(日蓮大聖人の重要な事跡のある寺院)だとあります。
山号は大光山。本尊は三宝尊。六条門流の祖山だそう。
嘉暦3年(1328年)に、後醍醐天皇の勅願所となりました。
1253年日蓮上人により、法華堂として鎌倉に創建されたものが、1345年には光厳天皇の命により京都六条に移転。
寺は足利将軍家の庇護を受けたほか、応永5年(1398年)には後小松天皇より勅願寺の綸旨を得ています。
現在ある「本圀寺」は、1971年(昭和46年)に、六条堀川の旧地から「天智天皇山科陵(御廟野古墳)」のすぐ北側の地へ移転したもの。
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日本最古と言われる『天智天皇(中大兄皇子)』の『上円下方墳 山科陵』探訪♪
私たちにとっては大変馴染みのあるお寺さんの一つでもあります。
その門を潜って中へ入ると、日蓮上人の大きなお姿を拝見し、その奥に進むと金龍が輝かしい「九頭龍銭洗弁財天」様が祀られています。
お金をざるに入れ、神々しく金色に輝く龍のお姿の御神体の中から流れ出る御霊水で銭を洗います。
寺務所にて「浄財袋」をいただき、その袋に入れて持ち歩くと人生の災いや厄を祓い、お金を清め、金運・財運に恵まれ福を得られると言われています。
この弁財天は八大龍王の中で最も神通力の強い神様として知られる神様です。
商売繁盛に絶大なご利益をもたらすとも言われています。
自然いっぱいの山科疏水は運河沿いを歩くだけでもパワーを授かりそう。
2024年の干支である辰がいらっしゃる「九頭龍銭洗弁財天」で開運祈願をぜひ♪
「本圀寺」九頭龍銭洗弁財天
鎮座地:京都市山科区御陵大岩6