【京都市】山科区 速報!「山科琵琶湖疎水」と井上馨らによる「扁額」に見るその歴史と綺麗な桜たち♪
京都市内の桜が一気に咲き出しました!ついこの前、梅の開花の時期を気にしていたのに、連日の暖かい気候に桜も驚いたのでしょうか、蕾だったと思っていたらあっという間に開花♪
山科駅から徒歩10分ほど、山のほうへ登っていくと琵琶湖から水を引いて京都市内に続く運が「山科琵琶湖疎水」が出てきます。
以前、映画の発展に琵琶湖疏水の発展が関係あることを記事にしたことがあります。「高津商会」は日本映画の創世記から美術装飾や小道具で映画産業に関わってきた会社なので、とっても興味深かったことを覚えています!
黄色い菜の花と淡いピンクの桜のコラボレーションがとっても素敵で、週末になると人や車でいっぱいいっぱいになる場所です♪
菜の花の香りが漂い、桜の花が散る頃にはいつもこの疎水の水が花筏でいっぱいになり綺麗ですよ。
琵琶湖疎水を三条方面へと進むと、豊川稲荷と永興寺さんが出てきます。
そこの桜も満開でした!過去記事ご参照ください→ 琵琶湖疏水を彩る『山科豊川稲荷社』と『永興寺』
また、ここのトンネルの扁額にはとっても意味があるそうです!
琵琶湖疏水にみる「扁額」とは、第1疏水のトンネルなどに設置されている明治の元勲をはじめとする先人たちの揮ごうで、石に文字を彫り込んだ額のこと。
日ノ岡にある第二トンネルには、井上馨による扁額が掲げられてます。
また、以前確認に行ったのですが、第一トンネル東口(大津側)にあるのは伊藤博文によるもので近付いてみると「氣象萬千」の文字が何とか確認出来ました!
私たちにとってここは、毎年小学校で行われていた疎水マラソンの最終地点。あまり良い思い出はありませんが大人になって来てみると本当にその歴史の深さ、文化への影響に感謝を覚えます。
幼い頃から琵琶湖疏水は家族でいつも連れ立って犬の散歩をしている道だったので懐かしい思いで自転車を走らせていました。
場所によっては、すでに葉桜になってしまっている所も多々ありましたので、ここ数日が見頃かもしれませんね!
滋賀の琵琶湖と京都を結ぶ人工運河「琵琶湖疏水」を巡るびわ湖疏水船も楽しめますので運河から見る桜も圧巻ですよ♪
琵琶湖疏水 第2トンネル東口
住所:京都府京都市山科区御陵黒岩21-38