【名古屋市】都会に寄り添う里山の自然「なごや東山の森」が環境省・自然共生サイトとして認定されました！
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それほど自然というイメージはないかもしれない名古屋ですが、先日「なごや東山の森」が2/27に環境省の自然共生サイトに認定されるという嬉しいニュースがありました！
自然共生サイトとは、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」のことで、令和5年から全国各地で認定が始まっています。
「なごや東山の森」とは、東山動植物園を中心として、広がっている里山のこと。平和公園や東山公園の一部（千種区、名東区、天白区）が該当し、約285haの面積を誇っています。
筆者がYahoo!ニュースで発信させていただいたことのある、以下の場所も含まれていますよ。
認定理由は以下の通り。一言で言えば、市民の保全活動によって、生物多様性を感じられる自然が、価値ある二次的自然（里地里山）として守り抜かれていることです。
・生物多様性の恵み（生態系サービス）の提供の場在来種を中心とする多様な動植物種からなる健全な生態系があり、自然に親しめる散策路（一万歩コース）、植物園など都市部である名古屋にとって生物多様性がもたらす恵み（生態系サービス）を市民に提供する貴重な場所となっている。
・希少な動植物種の生息の場ヒメタイコウチ、ホトケドジョウなど希少な動植物種が生息生育している場としての価値が確認されている。
・市民行政による協働による保全市民・企業・行政の協働により、木竹の間伐、農作業などにより里地里山を適切に維持するとともに、こども森づくりなど環境教育の活動を長年継続している。
引用：名古屋市
筆者も自然が大好きで、よくこのエリアを歩いていますが、都会の一角にあると思えない豊かな自然にいつも癒されています。そして歩くたびに、水源から湿地、樹林帯からなだらかな丘陵まで、好奇心をくすぐるフィールドが広がっていることに感動しています！
そんな「なごや東山の森」では、いきもの一斉調査（毎年、対象の生きものを決めて市民と専門家が協働で一斉に調査）や、なごやいきものクエスト（夏休み期間を中心に、スマホアプリ「Biome」を活用したいきもの集めイベント）、身近な自然体験会（毎年6月頃開催）など、気軽に自然を学べるイベントが開催されているのも魅力です。
これからの季節に実施されるものも多いので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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