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【名古屋市天白区】まさか植田に山が!? 知る人ぞ知る「植田山」野趣に富んだ周回コースを歩いてきました

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

筆者の住んでいる天白区に、なんと植田山という山があることを知り、早速歩いてきました!

緑地を除いて、あまり山がちな場所がないと思っていた先入観を払拭する、素晴らしい低山ハイキングコースだったので少しご紹介したいと思います。

植田山があるのは植田山。その名の通り、地名になっています。植田山二丁目の信号を北へ曲がり、道を上り終えたところに登山口がありますよ。

登山口はこちらです。ここに駐車場などはないため、車の方は付近の「東山公園 植田山駐車場」を利用すると良いでしょう!

マップで見る限り、登山口から山頂まで結構近そうですが、意外と距離があります

スタートから鬱蒼と生い茂る道。野趣がありますが、道迷いの心配はなく、ルートは明瞭です。

春から初夏へ移行する季節。緑が少しずつ濃くなってきている最中で、黄緑色に輝く木々に心を奪われます

途中、少し谷になったような区間も。さっきまで町中にいたはずなのに、今は人里離れた山の中にいるギャップが良いですね。手軽に非日常感に浸ることができます。

シダ植物が生い茂る道へ。ここまでくると山頂はあと少しです。途中、木々の間から垣間見える名古屋の風景を楽しみながら進んでいきます。

普通の山と違って見落としやすい山頂なのでご注意を。一番標高の高そうな場所から少し分岐が現れるので、そこを辿ると到着できます。

眺望は皆無ですが、それもまた里山らしさです。木陰で休憩するのが気持ち良いですよ。

見落とさないよう、念のために山頂への分岐の写真を貼っておきます。この左手が山頂です

なんということはない里山ですが、やはりこの季節は新緑が本当に綺麗です。青空と木々の緑のコラボレーションを見るたびに心が癒されますね。

普段都会で暮らしていると、四季の自然の素晴らしさを忘れがちになりますよね。「植田山」は、そんな四季の素晴らしさを思い出す貴重な場所だと感じました。

登山道は山頂から北へも続いていきます。玉ボケのように光が照らす、緑のトンネルは格別の趣がありました。緑も深く、名古屋のイメージをくつがえす素晴らしい自然が広がっていますよ。

光が透かす木々の葉も本当に綺麗です。最後の最後まで、道中の一つ一つの風景に感動しながら進んでいきました。

そして登山道から東山公園線の車道に合流します。近くには曙峠があり、そこから車道を歩いて、登山口に戻れば一周完了です!

時間にしておよそ1時間弱くらいの内容でした。山頂は開けていないものの、美しい自然に癒される手軽な冒険を楽しむことができて大満足です。ぜひ皆さんも涼しい気候のうちに挑戦してみてくださいね。

<植田山>
住所:愛知県名古屋市千種区天白町大字植田植田山
アクセス:東山公園 植田山駐車場から徒歩すぐ

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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