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口の中に食べ物のカスが残っていると発症しやすい病気は?『食物残渣』【きっと将来役に立つ介護の言葉】

↓YouTubeでも、解説動画を見られます。

食物残渣(しょくもつざんさ)とは、口の中に残った食べ物のカスのことです。

嚙む力が弱くなった高齢者は、食物残渣が多くなりがちです。そのまま放置すると、口の中で細菌が繁殖し、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高まります。

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また、麻痺のある方は、麻痺側に残渣物が多く残りやすいので、注意が必要です。

ひとりひとりの、口の中の状態に合わせた、さまざまな道具があります。

これらを上手に活用することで、食物残渣をなくして、お口と体の健康を保ちましょう。

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介護福祉士として通所介護(老人デイサービスセンター)や訪問介護(ホームヘルパー)の現場で働いてきました。研究会での発表や、学術誌へのケースレポートの投稿なども積極的に行なっています。また、子どもの頃から好きだった漫画やイラストを描くことで、認知症の知識や介護のコツをわかりやすく伝えることを心がけています。

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