むせない、咳き込まないのは危険のサイン!『誤嚥性肺炎』【きっと将来役に立つ介護の言葉】
↓YouTubeでも、解説動画を見られます。
『誤嚥』とは、唾液や食べ物など、本来、口から食道へ入るものが、誤って気管に入ってしまうことを言います。
誤嚥すると普通は、むせたり、咳き込みますが、反射神経が衰えた高齢者の場合、誤嚥をしてもむせないことがあります。
その結果、口の中の細菌が、肺に入って引き起こされる肺炎を、誤嚥性肺炎と言います。
誤嚥を防ぐには、まず、よく噛んで、正しい姿勢で食べましょう。
調理の工夫としては、一口で食べやすい大きさにしたり、液体にとろみ剤を入れたりします。
また、唇や頬、舌のトレーニングは、嚥下機能の維持向上に効果的です。
口を膨らませたりすぼめたり、肩の上げ下げや、声を出して「パタカラ」と発声する「パタカラ体操」がおすすめですよ。