青春18きっぷで行こう北海道旅！室蘭本線(追分ー沼ノ端)
青春18きっぷはJRグループ6社が発売する普通・快速列車の自由席が特定期間お得に乗車出来るきっぷ(JR北海道・外部リンク)。
2024年1月の時点では春のみ発表され、夏以降は未発表です。
2024年春は、
販売：2月21日～3月31日
使用：3月1日～4月10日
青春18きっぷで本数が少ない北海道のローカル線でも工夫すれば特急列車とは違った趣のある旅に。なお青春18きっぷに年齢制限はありません。
今回は追分駅から沼ノ端駅までの室蘭本線の旅を紹介します。JR北海道の鉄道路線で唯一複線・非電化・旅客は普通列車のみの区間。大正時代に複線化され、主に石炭輸送で栄えましたが、炭鉱閉山・人口減少により輸送量が減り、現在では単線でも良いレベルです。新千歳空港からも近い歴史あるローカル線に乗ってみませんか。
(訪問：2022年9月と2024年1月)
1.追分駅
今回の旅の始まりは追分駅。石勝線普通列車の旅から続けました。
追分駅1番ホームに、岩見沢から苫小牧行普通列車が到着。
追分駅は室蘭本線と石勝線が分岐する駅で、駅名の由来にもなっています。
複線非電化の室蘭本線の左に、石勝線(南千歳方面)の線路が並走。
やがて石勝線は左側に分岐し、
室蘭本線の線路をまたぎます。
2.安平(あびら)駅
安平駅は安平町安平にある無人駅。安平町はかつての追分町(追分駅周辺が中心)と早来町が合併して誕生した町で、現在の町名の由来になりました。
安平駅周辺は直線が続く区間。
駅舎は苫小牧方面行き線路側にあり、追分・岩見沢方面には跨線橋を渡ります。
列車は停車後すぐに発車しました。
3.早来(はやきた)駅
早来駅は旧早来町(現・安平町)の中心にある駅で、駅舎に物産館(外部リンク)が併設。
物産館の奥には安平町で生まれ育った名馬に関する展示があります。
また日中は安平町の名産品が販売中。安平町の観光情報発信拠点でもあります。
直線が続く室蘭本線ですが、早来駅手前で緩いカーブがあります。
かつて貨物線があった影響で、駅手前の線路が特徴的な曲がり方。
スピードスケートで活躍した橋本聖子さんの出身地、地元郵便局で雪だるまゆうパックを取り扱っている事(外部リンク)でも有名。
4.遠浅(とあさ)駅
遠浅駅は安平町遠浅にある無人駅。
複線だから当然なのですが、早来ー遠浅間で岩見沢行き普通列車とすれ違いました。
遠浅駅周辺も直線が続きます。
遠浅駅も安平駅、早来駅と同様、苫小牧方面側に駅舎があり、追分・岩見沢行きのホームへは跨線橋を使います。
列車の終点は苫小牧駅ですが、今回は沼ノ端駅で別の記事取材があるので、次の沼ノ端駅で終わります。
5.沼ノ端(ぬまのはた)駅
沼ノ端駅は苫小牧市東部にある駅で、千歳線と室蘭本線が合流します。
千歳線の線路は下り(札幌方面)線が長めに並走。一方上り(苫小牧・東室蘭方面)は室蘭本線の線路から沼ノ端駅の手前まで少し離れた場所にあります。千歳線・沼ノ端ー植苗は上下線のかなりの区間で車窓が変わりますので、興味ある人は乗り比べてみて下さい。
千歳線上り線と室蘭本線上り線は沼ノ端駅手前で合流。
一方、室蘭本線下り線は沼ノ端駅を発車してから分岐します。
室蘭本線下り普通列車は、全て2番ホームに停車。一方千歳線上り列車は大半が1番ホームです。
沼ノ端駅も無人駅。
沼ノ端駅の詳細については後日別記事を予定しております。
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