子育てと仕事の両立で疲労を溜めない方法3選~元保育士パパが考える【子育てと仕事の両立】
働きながら子育てをしているお父さん、お母さんにとって、「子育てと仕事の両立」は大きな課題です。
子育てと仕事を両立する皆さんが抱えている主な悩みには、以下の4つがあります。
1.時間が足りない
2.気持ちに余裕がもてない
3.疲労が激しい
4.罪悪感がある
この記事は、「疲労が激しい」という悩みの解決法を解説します。子育ても仕事も楽ではないうえに、家事もしなくてはなりません。肉体的、精神的な疲労が蓄積されて、毎日しんどいと感じている人は多くいます。疲労が原因で体調を崩したり精神面で不安定になったりしてしまうケースもあるので、要注意です。
今回は忙しい毎日の中でもできるだけ疲労を溜めず、身体的にも精神的にも元気に過ごせる方法を3つ紹介します。
尚、子育てと仕事の両立している皆さんが抱えている主な4つの悩みの中で、「時間が足りない」と「気持ちに余裕がもてない」の2つの悩みについてはそれぞれ別の記事で解説しています。解決法には共通する部分があるため、2つの悩みを解消できればあまり疲労を溜めずに過ごすことができると思います。ぜひ2つの記事も読んでみてください。
子育てと仕事の両立で疲労を溜めない方法① 自分の体調を最優先する
子育てをしていると、どうしても自分のことよりも子どもを優先してしまいます。子どもの年齢が小さければ小さいほど、自分のことを後回しにせざるを得ない場面は多いでしょう。元気なときはそれでもよいかもしれませんが、寝不足や疲労が溜まっていても子どものことを優先して頑張ったり無理して仕事をしたりしていると体調を崩してしまうこともあります。
「最近、睡眠時間が足りないな」とか「疲れが溜まっていて頭が痛い」など、少しでも異変を感じたら自分の体調を何よりも優先し、休むようにしてください。どうしても仕事を休めない日や子どものことでやらなければならないことがあるときは、「早く寝る」「夕食作りは休んでお惣菜を買う」など少しでも休む時間の確保や楽ができる工夫をしましょう。
子育てと仕事の両立で疲労を溜めない方法② 毎日の就寝時間を決める
忙しくなると睡眠時間を削って頑張る人がいますが、睡眠は人間にとって大切です。睡眠時間を確保するために、毎日寝る時間を決めましょう。たとえば毎日23時に寝ると決めたら、「やることがあっても23時にはやめる」「23時に布団に入れるよう逆算してやることを決める」というように、23時に寝ることを習慣にしてしまうのです。
時間を決めないとズルズル頑張りすぎたり好きなことをダラダラとしてしまったりしがちですが、時間を決めることで見通しを立てて行動しやすくなります。規則的な生活リズムができ、睡眠時間の確保にもつながるのです。
しかし、どうしてもやることがたくさんあって就寝時間に間に合わないという日もあるでしょう。その場合は一旦23時に寝て、いつもより早く起きて朝やるようにしたほうが効率よい場合があります。早起きが苦手な人や朝の時間では間に合わないという場合は、就寝時間が遅くなってもズルズルと習慣が崩れないように注意しましょう。
朝型の人は、子どもを寝かしつけながら一緒に寝てしまうというのも1つの方法です。生活リズムが整い、朝の時間を有効に使うこともできるでしょう。
子育てと仕事の両立で疲労を溜めない方法③ リフレッシュする方法を見つける
「1人の時間を作る」「スポーツをする」「友だちとおしゃべりする」「映画やライブに行く」など、リフレッシュする方法は人それぞれです。そして、家庭環境や仕事の形態なども個々によって違います。自分にできる、最適なリフレッシュ方法をぜひ見つけてください。しかし、そのためには誰かの協力が不可欠です。「夫婦で話し合い協力し合う」「実家に子どもを預ける」「一時保育や地域のファミリーサポートを利用する」など、可能なサポートを利用するとよいでしょう。
しかし、「シングルで子育てをしている」「実家が遠い」「有料のサポートに依頼する金銭的余裕がない」などの理由で、誰からのサポートも受けられないという人もいるでしょう。今は子育て支援センターなどで、無料で育児相談ができる施設がいろいろとあります。話を聴いてもらうだけで気持ちがリフレッシュできたり何かしらのサポート方法を提案してもらえたりする場合もありますので、ぜひ利用してみてください。
まとめ
親が元気でいないと、子育ても仕事もできません。若いうちは無理ができても段々と無理がきかなくなったり、元気なつもりでも疲労が溜まりうつ病などを発症してしまったりするケースもあります。自分の健康状態を決して過信せず、日頃から自分自身を大切に過ごしてください。