子育てと仕事の両立で気持ちに余裕をもつための方法4選~元保育士パパが考える【子育てと仕事の両立】
働きながら子育てをしているお父さん、お母さんにとっての、「子育てと仕事の両立」は大きな課題です。
子育てと仕事を両立する皆さんが抱えている主な悩みには、以下の4つがあります。
1.時間が足りない
2.気持ちに余裕がもてない
3.疲労が激しい
4.罪悪感がある
今回の記事は、4つの中から「気持ちに余裕がもてない」という悩みの解決法を解説します。育児と仕事と家事で毎日を忙しく過ごしていると、気持ちに余裕がなくなり、イライラしたり落ち込んだりしてしまった経験がある人は多いでしょう。
忙しい毎日の中でも、気持ちに余裕をもって子育てと仕事を両立するポイントを紹介します。
子育てと仕事の両立で気持ちに余裕をもつ方法① 時間の余裕をもつ
子育てと仕事を両立していると、時間が足りないと感じることは多くあるでしょう。時間に余裕がないときは、どうしても気持ちの余裕もなくしてしまいます。子育ても仕事も家事も全て完璧にしようとすると、ますます時間が足りなくなり、頑張りすぎることで気持ちの余裕もさらになくしてしまう悪循環になってしまうのです。
物事の優先順位を決めて、手を抜けるところは手を抜く、時短でできる方法を考えるなど工夫しましょう。尚、時間が足りない悩みの解決法は、こちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
子育てと仕事の両立で気持ちに余裕をもつ方法② 自分に甘くする
真面目な人ほど、子育ても仕事も家事もちゃんとやろうと頑張り、気持ちの余裕をなくしてしまう傾向があります。時間の余裕をもつという内容にも通じることですが、頑張りすぎるのをやめましょう。とは言っても、元々の性格もあるので真面目な人や完璧主義の人に、急に「いいかげんになってください」と言っても無理があるでしょう。真面目な人や完璧主義者ほど、自分にも厳しくなりがちです。
しかし、子育てをしている間だけは、自分への採点を少し甘くしてみたらどうでしょうか。「今まで完璧や80点以上を目指していたとしたら、60点とか50点以上でよしとする」「家事が30点でも子どもに関することだけは80点を目指す」など、頑張っている自分を認めてあげられるように意識を変えてみましょう。
子育てと仕事の両立で気持ちに余裕をもつ方法③ 仕事の仕方を変える
家庭の金銭面や職種、雇用形態、役職等によってできる場合と難しい場合がありますが、可能であれば仕事の仕方を変えるのも1つの方法です。「正社員で責任のある仕事をしていて精神的に大変」「長時間勤務で毎日帰宅時間が遅い」というような人は、「時短勤務にしてもらう、」「リモートワークにしてもらう」「転職する」などの方法もあります。
「せっかく積み上げてきたキャリアを失いたくない」「リモートワークができる職種ではない」など個々の事情は違うので、できない場合もあるのは当然です。「金銭的には少し苦しいけど、今は子育てを優先してパートに変えよう」「キャリアも大事だけど、子育てをちゃんとやりたいから転職しよう」など、仕事に関しても優先順位を考えてみることをおすすめします。
もちろん、「仕事は何よりも大事だから変えられない」と思うのであれば、仕事以外のことで工夫できることを考えましょう。
子育てと仕事の両立で気持ちに余裕をもつ方法④ 楽しみを見つける
子育てと仕事を頑張っているとなかなか自分の時間がもてず、趣味を楽しむ時間がないという人が多くいます。しかし、自分の時間や楽しみが何もなければ、今の生活をますます負担に感じてしまうでしょう。
「すきま時間に動画を見てリフレッシュする」「半休をもらって映画を見に行く」など、時間やお金をあまりかけずに楽しめることを見つけましょう。平日休みがあったら、子どもを園に預けてゆっくり買い物をしたり友だちとお茶をしたり、実家が近ければ子どもを見てもらって夫婦でドライブするなど、自分へのご褒美も忘れないようにしてください。
自分を優先しましょう
前回の記事では、「何よりも子どもを最優先に」と書きました。子育てをしているときは、仕事や家事よりも子どもを最優先することが理想です。しかし、子育てでも手を抜けるところは抜いたってよいのです。「子どもには栄養のあるものを食べさせたい」と思って毎日料理を頑張っているなら、たまにはお惣菜を買ってきたりコンビニで済ませたりする日があってもよいと思います。「子どもには毎日絵本の読み聞かせをしたい」と思っていても、時間がない日は1日くらいお休みしたって問題ありません。
子育てを頑張るためには、お父さん、お母さん自身が元気でいることが何よりも大切です。くれぐれも無理だけはしないで、できるだけ笑顔で元気に過ごせるように心掛けてくださいね。