子育てと仕事の両立で時間が足りない悩みの解決法3選~元保育士パパが考える【子育てと仕事の両立】
働きながら子育てをしているお父さん、お母さんにとっての1番の課題は、「子育てと仕事の両立」ではないでしょうか。働き方や環境は人それぞれ違うので、上手く両立できている人もいます。しかし、子育てと仕事の両立は大変だと感じている人が多いのです。
子育てと仕事を両立するうえでの主な悩みには、以下の4つがあります。
1.時間が足りない
2.気持ちに余裕がもてない
3.疲労が激しい
4.罪悪感がある
今回の記事は、4つの中から「時間が足りない」という悩みを解決する方法について解説します。1日の中で「家事」「子育て」「仕事」の3つをこなさなければならないので、うまく時間をやりくりすることが必要です。しかし、1日は誰にとっても24時間しかないので、「子どもとゆっくり遊ぶ時間がない」「自分の趣味を楽しむ時間がない」「ゆっくり睡眠を取る時間がない」など、時間が足りないと感じるのは当然でしょう。
1日を長くすることはできませんが、時間が足りない悩みを解決する方法はあるのです。今回は3つの方法を紹介します。
時間が足りない悩みを解決する方法① 手を抜く
完璧主義の人や「子育ても仕事も家事もちゃんとやらなきゃ」と考える真面目な人ほど、時間が足りないと感じます。しかし、全て完璧にこなすのはとても難しいことです。完璧主義の人にとっては「手を抜く」という行為がストレスになるかもしれませんが、何か1つだけ手を抜いてみましょう。
たとえば「子どもには栄養のあるものを食べさせなきゃ」と毎日料理を頑張っている人は「週に1日はお惣菜で済ますことにする」とか、「毎日家の中をきれいにしたい」と思っている人は「掃除を1日おきにする」など、何か少しだけ手を抜いてみてください。手を抜いてみると楽だったり、案外気にならなかったりするかもしれません。
時間が足りない悩みを解決する方法② 優先順位を決める
手を抜くことに通じることですが、自分が優先したいことや家庭として優先したいものを家族で話し合って決めましょう。「今は大事な仕事を抱えていて仕事を最優先したい」なら「家事に手を抜く」、「何よりも子どもが大切だから子育てをきちんとやりたい」と思うなら、「仕事を時短勤務にしてもらったり転職したりする」など、優先したいもの以外は楽にできる方法を考えて実践してみてください。
時間が足りない悩みを解決する方法③ 今はあきらめて待つ
今は時間が足りなくて大変な状況だとしても、一生続くわけではありません。子どもが小さければ小さいほど手がかかります。そして、何をするにも時間もかかるでしょう。しかし、子どもは成長とともに自分でできることが増え、親の手がかからなくなります。過ぎてしまえば、子育ての時期はあっという間だったと物足りなく感じる人もいるのです。
趣味が楽しめなくて不満な人も、仕事をバリバリやりたい人も、家事を完璧にやりたいという人も、数年だけの辛抱だと思って待ちましょう。
何よりも子どもを最優先に
子どもが小さくて大変な時期は、人生の中の数年です。「手を抜く」「優先順位を決める」「あきらめて待つ」という3つの方法を紹介しましたが、子育てにはできるだけ手を抜かず、子どもを最優先しましょう。
家事には手を抜いても、子どもとの時間を大切にしてください。家事や仕事、趣味は後からでも頑張ったり楽しめたりできますが、子どもが大人になってから子育てをやり直すことはできません。
子どもと過ごす時間が足りないと悩んでいるなら、限られた時間を濃厚に過ごすように意識しましょう。そして休みの日など時間が取れるときに、たっぷりと子どもを過ごしてください。でも、何よりも無理をせず、お父さん、お母さん自身も大切にしましょう。時間の余裕はなくても気持ちの余裕はなくさないよう、頑張りすぎないことが大切です。