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大谷翔平が15本目のホームランを打つ。ナ・リーグのトップと2位タイに大谷と並んでいた選手たちは…

宇根夏樹ベースボール・ライター
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)Jun 5, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 6月5日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、シーズン15本目のホームランを打った。

 前日の時点で、ナ・リーグ本塁打ランキングにおける順位は、2位タイだった。17本塁打のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に次ぎ、ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)、ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)、ノーラン・ゴーマン(セントルイス・カーディナルス)の3人と並んでいた。アロンゾとゴーマンの2人は、6月4日のホームランにより、大谷とハーパーに並んだ。

 それについては、こちらで書き、各リーグ10本塁打以上のリストを掲載した。

「ナ・リーグの「本塁打2位タイ」は2人から4人に増える。大谷翔平とブライス・ハーパーに並んだのは…」

 大谷と同じく、オズーナ、ハーパー、アロンゾ、ゴーマンの4人も、6月5日の試合に出場した。それぞれ、別の試合だ。いずれも、ホームランは打たなかった。この日の安打は、4人合わせても、アロンゾの二塁打1本しかなかった。

 これにより、オズーナは1位のまま、大谷が2位、あとの3人は3位タイとなった。

 また、前日までにナ・リーグで10本塁打以上の15人中、6月5日にホームランを記録したのは、大谷だけだ。フランシスコ・リンドーア(メッツ)が10本目のホームランを打ち、二桁本塁打の人数は、16人に増えた。

 この人数は、ア・リーグと比べると、かなり少ない。ア・リーグでは、21本塁打のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)を筆頭に、二桁本塁打の選手は29人を数える。4月末から欠場しているマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)も、その一人だ。いつ復帰できるのかは、まだわからない。

 なお、これまでの6月に、大谷が打ったホームランについては、こちらで書いた。

「6月に大谷翔平よりもホームランを打っている選手はいるのか。昨年は15本。2021~23年は平均11本」

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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