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ここ3年の合計奪三振ランキング。佐々木朗希は2位。3年とも100奪三振以上は5人

宇根夏樹ベースボール・ライター
佐々木朗希 MAR 11, 2023(写真:CTK Photo/アフロ)

 ここ3シーズン、2022~24年における日本プロ野球(一軍)の奪三振トップ5は、451奪三振の戸郷翔征(読売ジャイアンツ)、437奪三振の佐々木朗希(千葉ロッテ・マリーンズ)、409奪三振の髙橋宏斗(中日ドラゴンズ)、407奪三振の伊藤大海(北海道日本ハム・ファイターズ)、388奪三振の宮城大弥(オリックス・バファローズ)だ。

 彼らは、この3シーズンとも、100奪三振以上を記録した。それだけでなく、戸郷の三桁奪三振は、2020年から5シーズン連続。伊藤と宮城は、2021年から4シーズン連続だ。伊藤と髙橋の2人は、このストリークを、一軍1年目から継続している。

 彼らを含め、2022~24年に300三振以上を奪った投手は、見落としや数え間違いがなければ、18人を数える。

筆者作成
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 山本由伸(当時オリックス/現ロサンゼルス・ドジャース)の374奪三振と今永昇太(当時・横浜DeNAベイスターズ/現シカゴ・カブス)の306奪三振は、2022~23年の合計だ。2人とも、2024年はメジャーリーグで投げ、山本は105奪三振(奪三振率10.50)、今永は174奪三振(奪三振率9.03)を記録した。

 18人の奪三振率は、佐々木の11.87が群を抜いている。2番目に高いのは、種市篤暉(千葉ロッテ・マリーンズ)の9.63なので、2以上の差がある。

 佐々木の奪三振は、山本と今永の2人と同じように、2022~23年の2シーズンだけでも300を超える。ただ、2023~24年の2シーズンは、300未満の264奪三振だ。この3シーズンは、イニングが129.1→91.0→111.0、奪三振率は12.04→13.35→10.46と推移している。

 ちなみに、ここ2シーズン(2023~24年)に300奪三振以上は、今井達也(埼玉西武ライオンズ)と種市の2人だ。それぞれ、317三振と305三振を奪った。

 2021~23年の3シーズンに300奪三振以上の投手については、1年前にこちらで書いた。

「ここ3年の合計奪三振ランキング。400奪三振以上は山本由伸と今永昇太以外に1人。佐々木朗希は9位」

 ここ3シーズン、2022~24年の本塁打ランキングは、こちら。

「ここ3年の合計本塁打ランキング。トップ3は村上宗隆、岡本和真、牧秀悟。パ・リーグで最も多いのは…」

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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