ここ3年の合計奪三振ランキング。佐々木朗希は2位。3年とも100奪三振以上は5人
ここ3シーズン、2022~24年における日本プロ野球(一軍)の奪三振トップ5は、451奪三振の戸郷翔征(読売ジャイアンツ)、437奪三振の佐々木朗希(千葉ロッテ・マリーンズ)、409奪三振の髙橋宏斗(中日ドラゴンズ)、407奪三振の伊藤大海(北海道日本ハム・ファイターズ)、388奪三振の宮城大弥(オリックス・バファローズ)だ。
彼らは、この3シーズンとも、100奪三振以上を記録した。それだけでなく、戸郷の三桁奪三振は、2020年から5シーズン連続。伊藤と宮城は、2021年から4シーズン連続だ。伊藤と髙橋の2人は、このストリークを、一軍1年目から継続している。
彼らを含め、2022~24年に300三振以上を奪った投手は、見落としや数え間違いがなければ、18人を数える。
山本由伸(当時オリックス/現ロサンゼルス・ドジャース)の374奪三振と今永昇太(当時・横浜DeNAベイスターズ/現シカゴ・カブス)の306奪三振は、2022~23年の合計だ。2人とも、2024年はメジャーリーグで投げ、山本は105奪三振(奪三振率10.50)、今永は174奪三振(奪三振率9.03)を記録した。
18人の奪三振率は、佐々木の11.87が群を抜いている。2番目に高いのは、種市篤暉(千葉ロッテ・マリーンズ)の9.63なので、2以上の差がある。
佐々木の奪三振は、山本と今永の2人と同じように、2022~23年の2シーズンだけでも300を超える。ただ、2023~24年の2シーズンは、300未満の264奪三振だ。この3シーズンは、イニングが129.1→91.0→111.0、奪三振率は12.04→13.35→10.46と推移している。
ちなみに、ここ2シーズン(2023~24年)に300奪三振以上は、今井達也(埼玉西武ライオンズ)と種市の2人だ。それぞれ、317三振と305三振を奪った。
2021~23年の3シーズンに300奪三振以上の投手については、1年前にこちらで書いた。
◆「ここ3年の合計奪三振ランキング。400奪三振以上は山本由伸と今永昇太以外に1人。佐々木朗希は9位」
ここ3シーズン、2022~24年の本塁打ランキングは、こちら。