藤沢市稲荷、引地川にかかる「高名橋」の近くに、花の生産や販売をする『フラワーガーデンハセガワ』があります。

広々としたハウスの中には植物がいっぱい。苗の種類は、80種類以上にものぼります。

『フラワーガーデンハセガワ』の特徴は、植物の成長を抑制して草姿を改善する薬剤「矮化剤（わいかざい）」を使わず、植物本来が持っている生命力を生かした育て方をしているところにあります。

「自然な環境の中で育て、生き生きとしたありのままの姿で出荷するようにいます」と話すのは『フラワーガーデンハセガワ』の長谷川善孝さん。ハウス内の苗や鉢物は、一般のお客さんでも購入が可能で、ガーデニングの相談や塩害の対処法などにも応じています。

これらの苗や鉢物の販売のほか、実は野菜も販売している『フラワーガーデンハセガワ』。どこで販売しているのかというと…

ハウスの横の自販機。私が感じるに、その規模は年々拡充しています(笑)。非対面で手軽に新鮮野菜を買えるとあり、次々とお客さんがやってきます。

撮影をしたのは夏だったため、この時はトマト、シシトウ、玉ねぎ、ソラ豆、ピーマン、ナスなど、10種類近くの夏野菜が並んでいました（どれもお値段は200円前後）。また、意外な「お米」も販売（販売がない場合もあります）。藤沢市内でとれた地域のお米です。

私自身、いつもあれこれと買って帰るのですが、見つけたら必ずリピート購入しているのは「黒米（200円）」。普段のごはんに少量加えて炊けば、ビタミンやミネラルも摂取できる優れもの。無駄な包装がなく数回で使い切れる量が入っているので、とてもエコな販売方法に感じます。

さまざまな花の苗や鉢物、そして野菜の販売ほか、地域での教育活動（寄せ植え教室など）にも取り組んでいる『フラワーガーデンハセガワ』。いつもは通りすがるだけ…という方も、駐車場も完備されていますので、ぜひ一度立ち寄ってみてくださいね。