【藤沢市】実は全然味が違う。元トマト嫌いが、定番からレアな品種まで春の採れたてトマトを食べ比べ
私、子どもの頃はトマトがあまり好きではありませんでした。母が買ってくるトマトはいつも青々としていて、酸味が強かった記憶しかありません(苦笑)。今思うと「好きではなかった」というよりも、自分好みのトマトを「知る機会がなかった」のだと思います。
今日は、藤沢の農家さんシリーズ第6弾。
自販機の野菜直売所『井出農園直売所』パート2(参考記事:井出農園直売所①2021夏)と題し、これから食べごろを迎える「ミニトマト」4種を食べ比べた実食レポートをお届けします(元トマト嫌いだった私の率直な感想がお役に立てれば幸いです。笑)。
この日購入したのは「ミニトマト(標準のミニトマト)」「プチぷよ」「サニーオレンジ」「プラムミニ(カラープラム)」の4種。それぞれ1袋200円~250円ほどで販売されていました(価格は変動有り)。
左上の「ミニトマト(標準のミニトマト)」から時計回りにご紹介します。
完熟の状態で収穫される『井出農園直売所』の「ミニトマト(標準のミニトマト)」。はちきれんばかりの色艶から“今が食べごろ”なのが伝わります。お味は「うんうん、いつもの味!」といった、食べ慣れた酸味・甘み・食感です(月並みな感想でごめんなさい。笑)。
2つ目は「プチぷよ」。これ・・・誰が名付けたのでしょうか、驚くほどドンピシャなネーミング!
比較のために「サニーオレンジ」と並べてみました。皮に厚みがある「サニーオレンジ」に比べ、皮がとても薄い「プチぷよ」。表面が非常にツヤツヤしているのも特徴です。もっと寄ってみると・・・
まるでスイカみたいに、縦に筋状の模様も見えます。そして指先ではさむと“ぷよぷよ”とした柔らかい水風船のような不思議な弾力。口の中で一瞬にして弾け、ジューシーで味の濃いジュレが飛び出しました。
3つ目は「サニーオレンジ」。今日ご紹介する4種の中で、私はこのミニトマトが一番好きかな。おかしな表現ですが、食べていて楽しいんです(笑)。というのも・・・
「サニーオレンジ」の一番の特徴は、何といっても「パリッ!」というフレッシュな食感と音。井出さんも「サニーオレンジの特徴を楽しむなら、そのままの生食が一番」と話します。噛むたびに口の中で心地よいサウンドがこだまする“音まで美味しいトマト”といった感じ。笑
そんな「サニーオレンジ」のお味は、甘みよりも爽やかな酸味が残るすっきりとした口当たり。この品種を作っている生産者さんは少ないそうなので、見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。私イチオシのトマトです♪笑
4つ目は「プラムミニ(カラープラム)」。これはお弁当に最高。5色のカラフルなミニトマトがお弁当箱の隙間を彩りよく埋めてくれます。
実はそれぞれの色ごとに味がことなり、赤が「酸味と甘みのバランスがよい味」だとすると、オレンジ色や黄色は「酸味が控えめでマイルド。野菜嫌いさんが食べやすい味」緑は「意外と甘みを感じる味(見た目の先入観からかな…)」紫色のようなゼブラは「コクのある味」に感じました(個人的な感想です)。
「トマトはこれからが旬。春本番にかけてより美味しくなってきますよ!」と井出さんが話す『井出農園直売所』のミニトマト。食事やお弁当のおかずとしてだけでなく、栄養満点なおやつとしても最適です。
トマトが苦手な方は『井出農園直売所』の自販機に並ぶさまざまな品種のトマトをぜひ試してみてください。「これなら食べられる!」という、自分好みのトマトに出会えるかもしれませんよ♪
基本情報
店名:井出農園直売所
住所:藤沢市打戻2730
アクセス:辻堂駅、または湘南台駅より車で約20分
電話:080-3447-2982(9:00~17:00)
駐車場:2台(直売所脇の駐車スペースをご利用ください)
公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
※詳細は『井出農園直売所』の公式サイトをご確認ください。
※「藤沢産サンセットマルシェ(藤沢市役所・本庁舎市民広場)」「団地マルシェ(打戻地区古里団地)」ほか、近隣のスーパーでもお買い求めいただけます。
取材協力 井出農園直売所 井出 様
【関連情報・農家さんシリーズ】
第一弾/『フロムベジ』松岡さん(夏野菜)
第二弾/『井出農園直売所①2021夏』井出さん(自販機野菜)
第三弾/『やさいの秋葉①2021夏』秋葉さん(枝豆と苺)
第四弾/『湘南佐藤農園』佐藤さん(トマトとピザ)
第五弾/『やさいの秋葉②2022冬』秋葉さん(苺)