それ「橋本病」のサインかも?-橋本病(慢性甲状腺炎)はどんな病気?-分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「橋本病(慢性甲状腺炎)」になると
どんな症状が現れるのか?解説していきます。
以前に下の記事で「橋本病」について、
少し触れていますが、今回は詳しく解説します。
→記事はこちらから←
(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
甲状腺について
まずは甲状腺について説明します。
甲状腺は、ノドぼとけの下辺りにあり、
「甲状腺ホルモン」を分泌しています。
甲状腺ホルモンは、熱の産生・発育の促進・
代謝の亢進・血糖上昇などの作用があります。
体の"アクセル"のような役割ですね。
では、本題の「橋本病」をみていきましょう。
橋本病(慢性甲状腺炎)とは?
橋本病は「慢性甲状腺炎」ともいって、
免疫の異常で、甲状腺に攻撃・破壊が続く
ことで、慢性的な炎症が起こる疾患です。
※ちなみに"橋本病"という病名は、
1912年に、橋本策(はかる)博士が世界で初めて
この病気に関する論文を発表し、
名前にちなんで"橋本病"とつけられています。
橋本病(慢性甲状腺炎)の症状は?
橋本病は「甲状腺(首)の腫れ」が
唯一のサインともいえます。
というのも、初期(潜在性)では、
甲状腺の機能が正常に保たれているため、
特別な自覚症状がありません。
その後、進行(顕在性)していくと、
甲状腺ホルモンの分泌が低下して、
↓
疲労・倦怠感・寒がり・体重増加・
便秘・汗の減少・乾燥肌などの、
「甲状腺機能低下症」の症状が現れます。
なかには、橋本病でも甲状腺(首)が
腫れているだけで、特別な症状がなく、
一生を終える方もいます。
橋本病(慢性甲状腺)の男女比は?
橋本病は、女性に多いのが特徴で、
男女比は1:20〜30くらいです。
初期(潜在性)を含めると、
成人女性では、約10人に1人にみられます。
最後に
橋本病でみられる「甲状腺(首)の腫れ」は、
他の甲状腺の病気でもみられることがあります。
例えば、甲状腺疾患の代表である
"バセドウ病"では以下の症状があげられます。
なので「首の腫れ」を自覚したとしても、
"必ずしも橋本病とは限らない"ので、
一度、病院で詳しく検査を調べてもらいましょう.
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【おすすめ記事】
- ☆甲状腺が悪くなるとどうなる?(こちらから)
- ☆バセドウ病になるとどうなる?(こちらから)
- 胃が悪くなるとどうなる?(こちらから)
- すい臓が悪くなるとどうなる?(こちらから)
- 腎臓が悪くなるとどうなる?(こちらから)
(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【おがちゃん先生について】
- ウィルワン整体スクール卒
- インスタグラムフォロワー1.4万人超
- YouTubeチャンネル
- bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
- 解剖生理学オンラインサロン運営
- 東京都麹町半蔵門にて整体活動中