その症状は「バセドウ病」のサイン?-バセドウ病ってどんな病気?-分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「バセドウ病」になると、
どんな症状が現れるのか?解説していきます。
以前に下の記事で、バセドウ病について、
少し触れていますが、今回は詳しく解説します。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
甲状腺について
まずは甲状腺について説明します。
甲状腺は、ノドぼとけの下辺りにあり、
「甲状腺ホルモン」を分泌しています。
甲状腺ホルモンは、熱の産生・発育の促進・
代謝の亢進・血糖上昇などの作用があります。
体の"アクセル"のような役割ですね。
では、本題のバセドウ病をみていきます。
バセドウ病とは?
バセドウ病は、
甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、
さまざまな症状が現れる疾患です。
このように、
甲状腺ホルモンが過剰に分泌された状態を
「甲状腺機能亢進症」といいます。
バセドウ病はなぜ起こる?
バセドウ病は、免疫の異常で起こる
「自己免疫疾患」のひとつです。
本来、甲状腺ホルモンは、
脳(下垂体)から分泌されるホルモン
(TSH)の刺激を受けて分泌されます。
しかし、バセドウ病では、
免疫の異常で、甲状腺を刺激する抗体
(TSH受容体抗体)がつくられることで、
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されます。
バセドウ病の症状は?
バセドウ病では頻脈(脈が速くなる)、
びまん性甲状腺腫(甲状腺の腫れ)、
眼球突出(眼病)が特徴的な症状です。
↓
これを"メルゼブルグ3徴"といいます。
その他にも発汗の増加・下痢・腹痛・イライラ
・無月経などの症状がみられることもあります。
バセドウ病はどんな人に多い?
20~30代の女性に多く、次いで40~50代ですが、
60代以降の高齢者にも起こることはあります。
男女比は〈男:女=1:3〜4〉です。
また、甲状腺は女性よりも男性の方が
位置が低いため、甲状腺(首)の腫れは、
女性の方が目立ちやすいです。
バセドウ病の治療は?
バセドウ病では、主に薬物療法・手術・
アイソトープ(放射性ヨウ素)治療があります。
それぞれ長所や短所、向き・不向きがある
ので医療機関の方と相談して選択しましょう。
最後に
50代以降になると「精神的な不安定症状」を
自覚する方もいて「甲状腺の病気かな?」と、
不安を感じる方もいます。
↓
しかし、そのような症状は、
更年期障害の症状でも現れることがあります。
↓
なので、気になる症状がある場合には、一度
病院で詳しく検査を調べてもらうとよいです。
また、喫煙やストレスは、
甲状腺に悪影響を及ぼすので注意しましょう。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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【おがちゃん先生について】
- ウィルワン整体スクール卒
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- bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
- 解剖生理学オンラインサロン運営
- 東京都麹町半蔵門にて整体活動中