【元住設メーカー勤務】多くの人が勘違いしている!食洗機を使うときにやってはいけないこと3選
新築時に食洗機を選ぶ人は8割以上と、食洗機のある生活が当たり前になりつつあります。しかし、毎日食洗機を使っている人でも意外と知らないやってはいけないことがあるんです。
今回は、元住設メーカー勤務の暮らし研究家が「ビルトインタイプの食洗機」に絞ってNG行為3つを解説していきます。
NG1.予洗いをしないこと
食洗機といえど、ガンコな汚れまでキレイにしてくれるわけではありません。とくに「こびり付き」系の汚れに弱いので、ごはん粒やお焦げなどのこびり付きの食器をそのまま食洗機に入れるのはNGです。事前に必ず予洗いしましょう。
めんどくさがって省いてしまうと、食洗機での乾燥後にこびり付き汚れがますますこびりついてより大変になってしまいます。逆にギトギトの油汚れには強いので、そこまでしっかりと予洗いする必要はありません。食洗機に食器を入れる際に汚れの種類を見極めて、必要な食器だけ余洗いすることがポイントです。
NG2.予洗い時に食器用洗剤を使うこと
ただし、予洗い時に食器用洗剤を使うのはオススメしません。食洗機は、手洗い用の食器用洗剤と混ざるのはNGなので、万が一混ざったりしてしまうと故障の原因にも。
予洗いは食洗機を開けて作業することも多いため、混ざらないように気をつけていても飛び散りなどで混ざってしまう可能性もあります。たとえ少しの飛び散りでも、故障した場合には保証対象外になってしまうので、利用する側の落ち度をつくらないことが重要です。
NG3.全部同じ方向に向けて食器をぎっしり並べること
中央にある回転タワーノズルから高圧噴射されます。そのため、中央から見て食器が背を向けていると汚れている面に当たりにくく洗い残しがある場合も。中央に向かって等間隔に並べることがポイントです。
また、中央の方に背の高い食器を置いてしまうと、噴射をガードしてしまい外側の食器まで届かない場合もあります。中央から背の低い順に並べていき、均一に当たるように並べましょう。
汚れが落ちないのは使い方に問題あり
ショールームに来るお客様の中には、「食洗機に任せたのに汚れが落ちていないのよ。やっぱり機械は信用できないわね。」などの不満を漏らす人もいますが、それは食洗機の問題ではなく、じつは使い方の問題である可能性が高いです。
この3つのことを意識してみると、二度手間にならずにキレイに仕上げることができますよ。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
意外と知られていない食洗機のデメリットについては、『【元住設メーカー勤務】知らないと後悔する!意外と知られていない「ビルトイン食洗機のデメリット」3選』をご覧ください。
食洗機の購入にお悩みの人は、『【元キッチンメーカー勤務が教える】買う前に知ってほしい!食洗機が不要な人の特徴3つ』をご覧ください。
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