【元キッチンメーカー勤務が教える】買う前に知ってほしい!食洗機が不要な人の特徴3つ
あると便利な食洗機。しかし、合う合わないは個人差があり、「絶対にあると便利」だとは言いきれません。必要かどうかは使ってみないと分からないとあきらめがちですが、じつは使う前でも指標となるポイントがあるんです。
そこで今回は、元キッチンメーカー勤務の暮らし研究家が、買う前に知ってほしい「食洗機が不要な人の特徴」について解説していきます。
1.食器の量が少なめの家庭
1〜2人暮らしであれば、食器の量も少ないです。食器洗いの作業が負担に感じにくく短時間で終わるので不要となるケースが多いです。食洗機に対して入れる食器の量は3〜4割程度となるため、必ずしも手洗いよりランニングコストが安くなるとも限りません。
もちろん、必ずしも不要というわけでなく、ライフスタイルや食器洗いの苦手度、価値観によっては必要な場合もあります。
2.すぐに洗わないと気が済まない人
シンクの中に1つでも食器が残っていると落ち着かないという人は、まとめ洗いの食洗機にかえってストレスを感じてしまうかもしれません。
食洗機が便利だと言われる根本的な理由は、めんどうな食器洗いを機械に任せられるからですよね。「食器を洗うことがむしろリフレッシュになる」という人や「すぐに洗わないと気が済まない」という人は、食洗機を導入しても使うことなく、自分で済ませてしまうという人が多いです。
3.食器にこだわりのある人
一点モノの陶器や変わった素材などは、食洗機不可の場合が多いです。もしそれが食洗機OKだとしても、お気に入りの食器を機械に任せて洗うのは少し怖く感じてしまうという人も少なくはありません。
また、食洗機不可の食器と可の食器が混在するため、結局仕分けをしたり、手洗いで洗ったりしなければならず、余計に手間に感じる場合も。食器愛が強い人は、丁寧に扱い、食器を愛でた方がより食器愛が深まりそうです。
2つでも当てはまったら立ち止まってみて!
一概に不要だとは言えませんが、3つのうち2つでも当てはまれば、食洗機が不要である可能性は高いです。実際に実家のリフォームでは、この基準の元「つけなくてもいい」というアドバイスをしました。半年経った今でも、つけなかったことに後悔はないそうです。「周りが持っているから」、「プロが進めるから」という理由で選ぶと後悔することも。自分自身のライフスタイルや価値観に当てはめてみて選択することがだいじです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
食洗機のことについてさらにくわしく知りたい人は、関連記事『【元住設メーカー勤務】知らないと後悔する!意外と知られていない「ビルトイン食洗機のデメリット」3選』をご覧ください。
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