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今年は出す?出さない?年賀状じまいをした暮らし研究家が「年賀状じまいのデメリットと対策」を解説

シンプリストうた暮らし研究家

昨今、年賀状じまいをする人が増えてきており、メリットばかりが注目されていますが、デメリットも把握した上で判断しなければ後悔することになるかもしれません。

約6年前に年賀状じまいをした暮らし研究家が、今回はあえて「デメリット」にフォーカスしてその対策とともに解説をしていきます。

1.お年玉年賀の当選確率が減る

年賀状の下の方に記載されている番号は、何気に毎年たのしみにされている人も多いのではないでしょうか。年賀状を出さないということは、来る枚数も激減するということを意味するので、参加できなくなってしまうことも。

近年では、家電量販店やスーパーでも、年賀はがきに便乗した独自の抽選会を行うこともあるので、それらの恩恵を受けられなくなってしまうのは残念な点です。

しかし、よく考えれば年賀はがきを買わないだけでも金銭的な面ではメリットが大きいはず。たとえこの先お年玉年賀状の恩恵を受けられなくなっても家計的にはプラスになっているため、これに関してはとくに気にする必要はないでしょう。

2.情報が入りにくくなり知人と疎遠になってしまう場合も

ふだんやりとりをしている近しい人とはお互いに近況報告をする機会がありますが、長年年賀状の付き合いだけになっている人は、年賀状をやめることで情報が入りにくくなるため、疎遠になってしまう場合も。

年賀状をやめてしまったことで、「今どこに住んでいるのか分からない」、「訃報の連絡が届かなかった(知らなかった)」などの切ないケースも出てくる可能性も覚悟しておかなければなりません。

対策としては、「年賀状のやりとり以外での連絡手段を複数もっておくこと」です。連絡手段は年賀状だけに限らず、SNS、メール、電話、年賀状以外の郵便など様々です。連絡手段が多様化する今、年賀状だけに縛られない方法でふだんから連絡を取り合ってみるとよいでしょう。

デメリット3.相手が「年賀状を出したい派」の場合関係性がこじれてしまう可能性も

年賀状をやめたい人が増える一方で、「やはり年賀状のやり取りは継続したい」という人もいます。配慮の掛けた一方的な拒絶は、人間関係をこじらせてしまう可能性もあります。

その背景には、「関係を断とうとしているのではないか」、「古き良き文化を終わらせたくない」という相手側の捉え方もあるかもしれません。

対策は2つ。1つ目は、何も言わずにやめるのではなく、やめる理由とともに宣言をすること。今は、丁寧な言い回しのテンプレートもネットで検索すれば出ているので、それらを参考にしてみてください。

また、先ほども触れたように、年賀状だけに縛られない連絡手段をとることもだいじです。むしろ、年賀状じまいが原因で崩壊するような信頼関係であれば、これを機に見直してもいいのではないでしょうか。

デメリットも把握した上で判断しよう

勢いまかせの年賀状じまいは、後々後悔することになるかもしれません。毎年楽しみにしていることであれば続けるのもひとつの選択。年賀状じまいを検討している人は、デメリットを把握した上で対策をしておくと、トラブルを回避できすっきり手放すことができるでしょう。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

「年賀状じまい」の体験記については、関連記事『年賀状をやめて6年経過…きっかけは親の年賀状じまいから【年賀状をやめた親子の末路】』をご覧ください。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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