ゴーヤは佃煮がおいしい!料理家イチオシのレシピと夏の体にいい理由
こんにちは。料理研究家&食養生アドバイザーのお天気ママです。今回は、ゴーヤが夏の体にいい理由とイチオシの佃煮のレシピを紹介します。甘じょっぱくてほろ苦の佃煮は、美味しくって白飯がすすみますよ。ぜひお試しくださいね。
ゴーヤが夏の体にいい理由
ゴーヤが夏の体にいい1番の理由は、体を冷やして暑熱不調を改善する効果があるためです。薬膳では、食材を食べた時の体の変化を研究していて、ゴーヤは体を冷やす働きがあり、夏に多く食べられてきました。さらに苦み成分などに、重だるさの改善や血流促進効果、胃腸の働きを高めるなど、暑熱不調の改善の作用もあります。
我が家では夏はゴーヤを積極的に食べていて、私感になりますが、苦味で体がシャキッとなって軽くなったような感じがします。
・体を冷やす
・熱感を鎮める
・のどの乾きを改善する
・重だるさを和らげる
・食欲増進
ビタミンCが豊富で美肌効果
夏にゴーヤがおすすめの理由のもう一つはビタミンCが豊富な点です。グラムあたりでグレープフルーツの2倍、レモンの8割も含まれています。さらにゴーヤは皮ごと食べられるうえ、加熱によるビタミンCの損失も少ないので、1回の食事で効率よくビタミンCをとることができます。ビタミンCは夏カゼの予防に加えて、美肌効果が高く、紫外線による肌ダメージをケアする作用があるので、女性に特におすすめです。
ゴーヤは佃煮がイチオシ
ゴーヤは炒めてチャンプルにすることが多いですが、私のイチオシは佃煮です。
甘じょっぱくて、ほろ苦さもあって、あと引く美味しさです。
夏の親戚の集まりでたくさん作って持参したところ、あっという間になくなって大好評でした。レシピをお教えしたところ、「そのあと何回も作った」という報告もいただきました。一度食べるとまた食べたくなるハマる味です。白いごはんと合うので、ぜひお試しくださいね。
レシピ
■ごはんで6~8膳分
ゴーヤ=1本(正味210g)
A.砂糖=大さじ1と1/2
A.醤油=大さじ1と1/2
A.水=大さじ1と1/2
A.お酢=大さじ1/2
B.かつお節=1パック(2g)
B.白ごま=大さじ1/2
①-切る
ゴーヤは半分に切って種とワタを取り除き、1cm厚に切る。
②-煮る
小鍋に、①と【A】を入れて、蓋をして10分煮る。
ゴーヤから水分が出てきますが、必要があれば少し水を足してください。後半は蓋を取って煮汁を煮詰めて、水分を飛ばしてくださいね。
③-混ぜる
小鍋の火を止めて、【B】を加えて混ぜる。
まとめ
今回は、夏の体にゴーヤがいい理由と、私の中でもイチオシの佃煮を紹介しました。とっても美味しくて、暑さによる不調を改善する効果もあるので、ぜひお試しくださいね。